TESTAMATTAの白、BUGIA
いやー、今年はなんか、ありがたいことに書評とかのお仕事もいただいたりしたのですが、その分、義務感で読む読書が少なからずありまして、純粋に本を楽しむという時間が足りませんでした。
その反動のためか『坂の上の雲』をずっと読んでいまして、おまけに仕事も忙しくなり、すっかり更新がご無沙汰になっています。
ということで、サクッと最近飲んで美味しかったワインの話を。
トスカーナのシンデレラワインTESTAMATTA(テスタマッタ)の生産者は、もちろんBIBI GTAETZ(ビービー・グラーツ)。
そのビービー・グラーツがテスタマッタと同じように、普通は熟成用の樽であるバリック(225リットル、フルボトル300本分)を縦に置いて。しかも蓋を外して発酵させてつくっている白ワインがBUGIA(ブジーア)。
葡萄は樹齢80年以上のアンソニカ。
フツーにつくれば、カジュアルな出来になってしまうのですが、ビービー・グラーツの手にかかると、ブリック特有のバニラのアロマの他にシナモンも感じさせてくれます。
味は飲みやすいのに深くさぐればテロワールのミネラルを感じさせてくれます。
この人やっぱり凄いわ。
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