遅まきながらiPhone XとApple Watch 2にApple Payを導入しました。
入れるカードはまだキャンペンーンをやっているdocomoのDカード(1万円キャッシュバック)にしたんですが、iPhone Xを買った当初に使えるようにしようとしたら、docomoのわけ分からない仕様に悩まされ(いったいいくつのIDとPSWが必要なんだという)放っておいたんです。
そしたら、今日、docomoのメールが送れない、ということがわかり(ごく一部の方々しかdocomoメールではつながっていないので)、「これはApple Payの設定をしようとした際に使ったdアカウントアプリが悪さをしているのに違いない」と思い、docomoショップへ。そしてロックがかかっていたのを解除してもらって、無事、メールが使えるようになったんで、ついでにApple Payを使えるようにしてもらました。
[dカードのキャンペーンサイトからは登録できなかった]
というにもiPhone Xを購入した直後に案内されたキャンペーンのホームからはどうやってもうまくいかなかったから。そしたら、ごくフツーにdカードアプリからやると設定できました。
ついでに、iPhone側のWatchアプリからApple Payも設定して、Apple Watchでもかざすだけで支払いOKにしました。これも結構複雑というか、iPhone側のWatchアプリからiPhone上のカードを追加して(クレジットカードのセキュリティコード入力が必要)、その上でApple WatchのWalletアプリで確認、パスコードも設定する、という作業となります。
落としたApple Watchでバンバン使われないためにもパスコードが必要なんでしょうが、いったん、手首から外すとパスコードを入力しないといけないというのは面倒かも(Apple Watch手首認証をオンにしておかないと、手首に付けていてもパスコードを求められることになります)。
[Suicaはさらに大変…]
日本でApple Payを使う場合、iPhoneではフツーのクレジットカードを使い、Apple WatchではSuicaにすると最強と言われていたので、昨日のdカードに続き、Suicaを入れることにしましたが、えらい苦労しました。
結論的に言えばインターネット上の登録方法の案内は全く役に立ちませんでした。交通系カードではPASMOが登録できないなど、様々な問題があるようですが、とにかく複雑で、友人から「すまん、登録方法教えてくれ」と聞かれても「050-2016-5077に電話をかけて教えもらう方がいい。やたら待たされるけど」と伝えたい感じ。
いろいろインターネット上の情報の読んで、まあまあ、いけるなと思ったのが甘かった。つか、ちょっとカネというか金融がからむ問題になると、とたんにインターネット上に散乱している情報の不正確さが目立つ感じ。ゆとり化か!ってね。
いろいろ苦労したんで、最初から書かせてください。
まず、クレジットカードにSuica機能がついてる「大人の休日カード」というJR東日本的には最強のカードを持っているので、これでいけると思ったんです。でも、大切なのはオートチャージだから、それを使えるようにするため、駅のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)で設定しなければならないな、と思って行ったんですわ。そしたら、すでにオートチャージ設定済みとのこと。
そういえば東日本のヤツに「入ってくださいよ」みたいなこと言われて、なんでもアリアリにしたんだったけな…なんてことを思い出しました。でも、これまで一回も使ったことなくて(通勤が東横線と営団地下鉄だったもので)、機能を呼び出せなかったという。駅員の人に「一回、そのオトキュー(大人の休日)のカードをタッチしてもらえれば3000円分入りますから」と言われてやってみたら、ちゃんとチャージされてました。
いきなりムダ足を踏んだと思って帰宅したんですが、ここからが今回の話しの本番。Appleも含めてインターネット上の情報を読んだだけでは、どうしても登録できなかったんです。
[Suica機能付のクレジットカードを登録してもSuicaはモバイルでは使えない]
まさかと思ったんですがJR東日本のカードで最強のSuica機能付のオトキュークレジットカードでも、Apple PayにApple PayのAPPから登録してもSuica機能はモバイルでは使えないんですよ。
言っていること分かります?Suica機能付のレジットカードをApple Payに登録しても、単なるクレジットカードとしてしか使えないんです。
これは驚きの仕様でした。
それを知らないものですから、Apple PayのAPPから「Suicaを登録する」を選んで、いざ、Suica機能付のクレジットカードを取り込もうとすると「このカードは使えません」と拒否されることに。
おかしいな、と思って色々、読んだら、確かにその通りの仕様になっているので、これはSuica APPから登録しなければならないんだな、と諦めてSuica APPをダウンロードして、そこでの設定に移ります。しかし、ここでも大変でした。
[Suica APPでの設定]
Suica APPでは無記名のSuicaもつくれるという謎のサービスもあるのですが、それはいくらなんでも今回はいらないわ、ということで記名式の通常のモバイルSuicaをAPP上から新規作成することにします。そして、いろいろ記入させられて、いざ使えるように金額をチャージしようとすると、Apple PayのAPPに飛ばされて、しかもハネられてしまいます。
この時点で再びアテにはしなかったけど、インターネットを検索したんですが、Apple本体のQ&Aを含めてまったく対策が分からず、JR東日本のSuicaの窓口に電話したら「ご不便をおかけして申し訳いりませんが、とても複雑なので専用窓口の050-2016-5077に電話をかけて手順を教えてもらってください」と言われる始末。何回もかけ直して、やっとつながって出てきた担当者は優秀でした(なんもわかっていない人の多いdocomoより数十倍優秀)。
[登録できた手順]
電話で教えてもらった手順で、「聞いてねぇよ」と思ったのが、どんなSuicaをつくるか、という質問項目の終わりの方で「クレジットカード登録をする」を選ばないとダメだったということ。
「何十枚もクレジットカード持っているから、これ以上はいらないわな」と思って、ここは登録しないを選んだんですが、それでは永久に終わらないという仕様でした(果たしてそれが仕様と言えるのかは別として…)。
そこさえクリアーすれば、後はオトキュークレジットカードの実力が爆発。カードの種類によってはオートチャージが出来ないのもあるらしいんですが、もちろんJR東日本で最強の大人の休日(オトキュー)カードはサックサク。無事にオートチャージも設定できました。
これで旅行中、PASMOのチャージがなくなっても、まだモバイルSuicaが使えることになり、よりストレスなく旅行を楽しめそうです。
[Suicaカードを持っていれば簡単だったみたい]
今回、なんではまったかというと、Suicaカードを整理して換金してしまい、持っていなかったから。もし、Suicaカードさえ持っていれば、簡単に登録だけはできるかもしれません(オートチャージはしりませんが)。
以上、ご参考になれば。
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