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July 10, 2025

『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』小林弘幸

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『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』小林弘幸、法研

 プロゴルファーでもある元巨人のデーブ大久保さんのYouTubeを見ていたら、自律神経を整えることの重要性を順天堂大学医学部の小林弘幸教授と語っていたので読んでみました。

 一見、驚くようなことは書かれていないようにも思えるのですが、健康というのはそもそも非日常的なものではありませんし、非現実的な努力の末に達成できるものでもないので、無理のない常識的な努力を積み重ねて得られるものだと思うので、色々な気付きも含めて面白く読ませていただきました。

 前提は
1)体性神経は、自分の意思で動かすことのできる神経で、痛みや熱さなど感覚を脳に伝える知覚神経と、手足など体の各部を動かす運動神経がある
2)自律神経は、自分の意思に関係なく血液の流れや内臓の働きを司る神経で、交感神経と副交感神経の2つがある

 自律神経には4つのパターンがあり
a)交感神経と副交感神経がともに高い 理想的なエリートで1%しかいない
b)交感神経が高く、副交感神経が低い 日本人に一番多いタイプで60%がこのタイプ
c)交感神経が低く、副交感神経が高い おっとりタイプで眠たい感じ
d)交感神経と副交感神経がともに低い 常に疲れていてぐったりしている

 ぼくもb)タイプで、いつもせかせかしていて気持ちが焦った状態で過ごしています。ゴルフでも、良い時はイケイケドンドンですが、一回つまずくとガタガタっと崩れてしまう。

 そんな時の対処法というのは基本、深呼吸しかないんですが、コース上では

・他の人のショットに惑わされる心配がない第1打のオナーが良い
・2打目、3打目も〝お見合い〟になったら、自分から同伴者へ「打ちます」と意思表示をし、確認がとれたら先に打つ
・交感神経が上がると焦燥感が出て筋肉が緊張して血流が悪くなる
・自分の打順が来る前に5回から10回、肩の上げ下げをすると肩、首、アゴに入っていた余計な力が抜けて上半身の緊張が緩む
・バックスイングでは左肩がアゴの下に来るまで回す
・コンペなどでたくさんの人の前で打つときは、ある程度頭が上がってしまうことを想定して、ティーアップをやや高めにセットする
・強いストレスを感じると血管が収縮して血圧が上がってしまう
・プロゴルファーは人が打つところを見ていない
・昼食を食べる前にコップいっぱいの水を飲むと反射的に腸働きだして副交感神経が高まる。消化吸収に血流をたくさん使うことがなくなるよう腹六分目にする
・ため息をつくと深い呼吸となり血流が上る
・スコアカードの余白には各ストロークの評価を◯×でつける。○×○○○と書き込むことで、×のショットをなぜ失敗したのか理由を考える
・「ナイスショット!」の掛け声は自律神経のバランスを乱す
・ショットに入る前などに笑うと首、肩、腕に入っていた無駄な力が抜ける
・青空を見上げると気道が真っすぐになって酸素の摂取量が増える

《ミスした後「あっ、トップした!」「またダフった!」と、ひとり言を発するようになります。これは完全に自律神経が乱れた症状。ミスをした照れかくしとも言い訳とも違います。淡々とプレーしているようで実は人の目を意識している。集中できていないのです》(k.677、kはkindle番号)というのは図星だな、と。

《交感神経ばかり優位になると、緊張・興奮状態が続いて心身は疲れてしまいます。長時間にわたり血管が収縮して血流が停滞することによって〝血液がドロドロ〟になり、脳や内臓の機能低下が起こりやすくなります。  肩こり、頭痛、便秘、動悸、息切れ、疲労、めまい、冷え、手足のしびれ、不眠、イライラ、集中力低下などの不調が出るのはそのためです》(k.1108)というのはなるほどな、と。

《リカバリーショットを丁寧に行なって成功すると、その後の1打を大事にしようとする気持ちが芽生えます。不運はあったものの1回でフェアウェーへ戻したのだから、これを無駄にすることなくダボ以内で収めようと思えるのです》(k.1336)というアドバイスは次のラウンドで実践しようと思います。

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