「うえ村」の白子コース
「うえ村」 神奈川県横浜市神奈川区上反町1-10-14 045-311-8814
ご主人は六本木の『味満ん』で修業し、26歳の若さで1994年11月に店をオープンさせました。
『味満ん』は勤めていた会社が六本木だったので何回か行ったことがあるのですが、居酒屋かな、と思うような店内なのに、フルコースなら二人で10枚ぐらい飛ぶという印象的な店でした。
この「うえ村」も高級感を出していない店内の雰囲気が似ています。
コースも似たような感じで、当たり前ですが、せっかくなら白子が食べたいので20000円のふぐ白子コースに。
前菜・煮物・お刺身・白子焼き・唐揚げ・サラダ・ちりしゃぶ・白子雑炊・新香・デザートが出てきます。
当日のふぐは長崎のふぐでした。
黄金色が美しい「ふぐの煮こごり」、「大根煮助子あん」に続いてでてきたのが、ふぐ刺し。驚きの厚引きは軟らかいからこそ。お皿の中央には腹回りの皮と皮の内側の身(とうとうみ)をボイルしたものが山に。カボスを効かした自家製ポン酢、葱、もみじおろしに葱を巻いていただきます。
そして、メインの「ふぐ白子」。焦げ目までもが美しい。
スッポンもふぐも実は「から揚げ」が大好きなんですが、旨みがギュッと詰まってます。
あとはふぐちり、白子入りふぐ雑炊で〆てデザートの青い桃の実のシャーベットも上品。
ひれ酒は黒(背びれ)と白(尾びれ)の両方をいただきましたが、白が絶品。
お酒も入れると二人で諭吉5枚が必要でしたが、それでも『味満ん』『福治』の半値以下…。
星持ちになって予約が取れず、ようやく行った甲斐がありました。
« 『記憶の肖像』 | Main | 『軍事の日本史』 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 仙台の「鮨徳 」(2022.07.07)
- 南粤美食の腸詰干し肉貝柱釜飯(2019.10.12)
- 山元麺蔵でビール(2019.05.30)
- 「うえ村」の白子コース(2019.03.08)
- あさ沼の「合い盛りそば」(2018.09.21)
Comments