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January 12, 2016

ブーレーズのハルサイ

 覚悟はしていましたが、ピエール・ブーレーズの新年早々の訃報には自分の生きてきた時代が歴史になりつつあるのかな、なんてことを改めて感じさせられました。

 驚かされたのは大学時代に、友人に聞かせてもらったクリープランド管弦楽団との『春の祭典』でした。

 いまでこそ、アマチュア・オーケストラでもストラヴィンスキーのハルサイは演奏されるようになってきたようですが、当時は難曲とされていました。

 また、レコードでの定番はレナード・バーンスタイがNYフィルを振ったやつで、これは頑張って買って持っていました。

 当時のブーレーズは格としてはカラヤン、ベーム、バーンスタインに一枚落ちという感じでしたが、とにかく現代音楽しか演らないという特殊な指揮者というイメージでした。中学生の頃にベートベンを出したんですが、あまりにも遅いテンポで、すぐに廃盤になった記憶があります(もちろんそんな好きモノが好むようなレコードは買えませんでした)。

 で、友人宅で聴かせてもらったハルサイは変拍子が忠実に再現されていて、レニー/NY盤が平面的と感じさせられました。

 その後はバルトーク、シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクとブーレーズの振る現代音楽を積極的に聴くようになっていきましたが、ブーレーズによって現代のオケのレパートリーは大幅に増えたと思います。

 そのハルサイのバレー付きでも見ながら、合掌。


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