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September 06, 2013

『4スタンスゴルフ』

4stance_golf

『4スタンスゴルフ』横田真一、 実業之日本社

 実は(という程のこともないんですが)久々にゴルフを再開しています。始めたのは小学生の時、親戚の別荘に遊びに行って、庭先の練習場でクラブを振ったことがキッカケ。野球のバットの握りで振るとうまくいかず、どうやったらいいのか教えてもらったら、インターロックのグリップを教わって「ああ、こうしてやるんだ」と感動した覚えがあります。

 以来、25歳ぐらいまではお付き合いでやっていたんですが、ある日「こんなことをやって日曜日を潰していたらダメになる」と思い、上司もちょうど腰を悪くしてしばらくできないということになったので、ゴルフからは引退し、クラブは封印しました。スポーツは見るよりDO Sport派でして、その後、仲間たちとサッカーや野球はやっていたんですが、だんだん同世代でチームが揃わなくなり、ならゴルフかということで、久々にやることにしました。

 驚いたのはクラブの変化。ぼくがやっていた頃、ウッドはパーシモン。フェアウェーウッドもクリークなんかは女性が使うもので、男はバフィどまりでしたし、ドライバー代わりの2番ウッドなんかもありました。アイアンセットは3番からでしたし、ウェッジなんかもピッチングとサンドだけ。実にシンプルにやっていたんですが、いまやユーティリティといいますがハイブリッドなんかも出てきたし、ウェッジもロフト角度によって細かく揃えられているのには一愕を喫しました。ボールを置く位置も違うし(だいたいボールも違う)、カーボンシャフトにも馴れません。かなり自信を失っていたんですが、その時、出会ったのが4スタンス理論。

 いろいろスポーツをやってきて、例えば野球のピッチャーでもひとりとして同じフォームがないと感じるとともに、ある高校から出るビッチャーはどこか似ているな、と思ったりもします。テニスでもパラレルタイプだとさっと前に出てボレーで決めるみたいなスタイルが可能でしょうが、クロスタイプだとタメが必要ですから、ベースラインで打ち合うスタイルになるんじゃないかとか。この4スタンス理論は、体幹の使い方がパラレルなのかクロスなのかなど4タイプに分けて、それに応じたグリップで握り、スイングしていこうという考え方。

 最初はDVDの「横田真一 4スタンスゴルフ」を見ました。Disc1の前半では試聴者が4つのタイプのどれにあてはまるかを自己診断できるようにつくられています。スポーツを普通にやってきていれば、野球の投げる動作、サッカーの蹴る動作、テニスのサーブを打つ動作などから徐々に自分の型が分かるようにできています。野球の場合、肘ピッチャーと肩ピッチャーなんていう言い方があるのですが、これってパラレルタイプかクロスタイプかの違いなのかな、なんて思いながら見ていました。イチロー、松井のバッティングフォームの違いなど例の出し方もうまい。

 個人的にもっとも重要な発見はグリップでした。ぼくはパラレルタイプなのにクロスタイプのように手のひらで握っていたことが分かりました。これはなるべく手首を使わず、ストレートに打とうということからやっていんですが、若い頃と違ってこれでは距離が伸びません。半信半疑で指先で並行に握って練習場で打ってみたところ、ウッドでは10ヤード以上飛距離が伸びる感じでしたし、アイアンの落としどころも左右で2割ぐらいは中心に集まったような気がします。

 その後、Disc2が解説するのがルーティンから打つまでの細かな解説。上半身をほぐすシュラッグから始まり、セットアップ前の動き、セットアップ、スタンス、スタンスライン、アドレス、フェースローテーションまでタイプごとに細かに解説してくれます。

 ぼくの場合はA2タイプなのですが、左手でまずグラブを握って、身体の左側でグリップを決めるなんていうのも、笑ってしまうほど自分がやっていたことでした。インパクト後のフォロー、立ち方などは悩んでいたのですが、直さなくていいということにも勇気づけられました。

 Disc3の応用編では傾斜地での立ち方が参考になりました。一人ひとりの身体の柔らかさ、関節の動き具合などは違っているので、丸山選手がDisc2で語っていたことですが「これまでのような一方方向に押し込めるレッスンとは違った可能性」が見えてくると思います。

 「浜田雅功×横田真一のゴルフ新理論 あなたのスウィングは間違っていた! ?」は「横田真一 4スタンスゴルフ」ダブっている部分もあったけど、横田プロは順天堂大学医学部大学院に合格した後のDVDなので、新たな要素も加わっています。

 ぼくはA2タイプなのですが、体重を母子球ではなく薬指に乗せるというのも、たぶん前のDVDには入っていなかったんじゃないかな。

 あと4つのタイプ別のボールの狙い所。B1タイプは懇切丁寧に、ここを狙えという解説が入りましたが、ちょっとA2の「内側を打ち抜くように」というのは分かりにくかった。次出す時は、ここらあたりを詳しくお願いしたいところ。

 バックスピンはメッキを塗っていないプロ用のアイアンでスピン性能の良いボールで打てばかかる、というのは知らなかった…。

 ということでA2タイプをまとめると、シュラッグは胸を開いて肘が締まる感じ。セットアップはフェースの直角を意識し、先に左側からグリップをつくり、縦の緊張感を大切にするワッグルが入ります。スタンスは短めで、左足はやや開くが、右足はあまくでスクウェア。重心は外側で母子球でなく薬指に置き、腿は外旋、ヒザから下は回旋。ボールの叩く位置は身体よりの内側。背中は張って、みぞおちの反対側の背中を意識。ゆっくりトップにもって行き、左肩が顎に付き、右手は出前持ちで肘は脇に付く。左肩は少し我慢して一気に体幹を入れ替え、インパクトは前軸。その時に右手が返ってフェイスローテーションが完了。スイングの終盤に腿は開き、左手で身体を引っ張る感じでフィニッシュはI字型。

 実際、この通りにやっているんですが、飛距離、正確性も圧倒的に上がっています。横田プロには順天堂の大学院で理論を深めてもらいたいです。

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