kindleでSteve Jobsを
"Steve Jobs" Walter Isaacson
別に何かを得ようということではまったくなく、少し歳上といいますか、ほぼ同世代の彼が生きた同じような時代がどんな感じで描かれているのかな、と思いながらSteve Jobsを淡々とkindleで読んでいます。
ちなみにSteve Jobsはkindle版なら11.99$。新しいkindleと合わせて購入しても、9300円ぐらい(送料別=そんなに高くない)。日本語訳の上下を買うと4000円近くしますから、あまり英語が苦にならない方なら、ぜひ、どーぞ。
あと、今までずっと専用カバーを付けていたんですが、電車なんかで読む時は、カバー外した方が読みやすいですね。
不安な方は100円ショップでケースを物色すれば、なんかあると思います。
あと、けっこうおフロに入って読むんですが、ジップロックに入れてしまえば、濡れずに読めるというのも知りました。
で、肝心の内容なんですが、まだ途中なんで、詳しく内容には言及できないんですけど、あまり書かれていないことだと思うのでチラッとだけ書きますと、生みの母は厳しいカトリックの家の生まれなんですよね。だからシリアの政治学者(もちろんムスリム)との結婚に反対されて、unexpected babyを妊娠しても中絶しなかったのかな、と。
1950年代前半という時代、場所柄からも中絶は難しかったとも書かれてていますが、それでも里親をキチンと見つけてくれる医者のところで産んで、大学出の家族という希望はかなわなかったけど、大学までの教育資金をつくるという契約書まで交わして養子に出したというあたりは偉いな、と。
育てられた父親も廃車を50$ぐらいで買ってきては修理して250$で売るというのが趣味の人で、そのおかげでテクノロジーに興味を持てたし、軍需産業のおかげでHPなんかが近くでバンバン起業するみたいな環境もよかったのかな、と。
しかし、シリア人が父親というのは初めて知ったんですが、彼のどこかエキゾチックな風貌は、そこから来ていたのかな、と。
そして生んだ母親がカトリック、父がムスリムで、育ての親はJobsをプロテスタントのルター派の教会に通わせたんだけど、本人はビアフラの飢饉を見てキリト教の教義に疑問を感じて離れ、最終的には仏教徒を自認というのは、なんともインターナショナルといいますか三大宗教を一家で信じまくっているんだなぁ、と思いました。
にしても、収録されている白黒写真からは、なんともいえない寂しさを感じるんですよね…。
【追記】
この本を読んだ人たちから、hpのヒューレットCEOに直接電話で頼んで、子供の頃のJobsが高価な部品をゲットし、そのかわりにhpのラインにアルバイトとして入ったというエピソードを感動的に書いたのを読んだことがないのは、小生のぐぐり方が悪いんでしょうか。でも、この本から経営に関する金言を得ようとするのは、心が貧しいんじゃないかなw
と同時にウォズニアックに対する言及も少ないと感じる。「もう一人のスティーブ」がいなければ、Jobsは成功できなかったのに…たぶんハンダも握ったこともなく、電気抵抗?なにそれみたいなヒトたちが多く読んでいるんだと思いますが、経営書として読むなんてバカげてると思うんですがねw
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