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February 03, 2011

郎世寧の百合牡丹図と故宮博物館

Giuseppe_castiglione_lily

 あこがれの故宮博物館には、やっぱり半日いました。

 まずは2階。

 いきなり陶器に圧倒されます。先史時代から華麗。明代の景徳鎮は爆発。清朝の康煕・雍正帝・乾隆帝の時代の官窯は、これからも、こんなものが造られることはないんじゃないかな、と思うぐらいすごい。

 「筆に千秋の業あり」も良かったし、花博にあわせた歴代花卉名品特別展も最高。

 清代の郎世寧(Giuseppe Castiglione)は名前だけは知っていましたが、マジメに見るのは初めて。

 郎世寧はイエズス会の会士で、清朝の宮廷画家になった人物。

 百合牡丹図に圧倒される。

 なんというなまめかしさ。

 花弁の色が女性をあらわしているかのような錯覚にとらえられます。

 あまり画集は買わないようにしているのですが(しかも旅の途中ですし)、帰りがけに思わず買ってしまったほど。

 すでに、ここら辺で、胸がいっぱいになったので、hisaさんに教えていただいた4階で鉄観音をいただきました。

 あまり甘いものはいただかないのですが、珍しく、杏仁豆腐とかも頼んでしまう。

 きっと脳が刺激されまくっていたんでしょう。

 気力、体力を回復させて、3階に。

 青銅器の細工のすごさってナニ?これと比べると日本の銅剣、銅鉾、銅鐸って、これらに比べたら学生の習作ですよね。

 鐘のトゲトゲとかスゴイ。

 「玉」の展示も凄かった。玉は「王の石」という意味で点が付いているんですが、先史時代からの武器とかに使われている玉の工作精度が凄すぎます。

 ということで、1911年の辛亥革命から100年目を迎える台湾は中華民国建国100年祭を花博で祝うみたいです。

 その、控えめな建国祭が好ましく感じたので、また行きたくなってしまいます。

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