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September 10, 2010

『酒とつまみ』

Sake_to_tumani

『酒とつまみ』

 久しぶりに「ここに書きたい」と思える雑誌に出会いました。

 それは『酒とつまみ』。

 六本木ABCに行ったら、文芸コーナーに平積みされていて、手にとった瞬間「断じて買え」という言葉がどこからともなく聞こえてきました。

 でね、昨日は恵比寿で酔っぱらって、買ったのも忘れて読まなかったんですよ。

 でも、今日、通勤する車内で二日酔いのアタマで読んだら、最高。

 最初の妄想トーク「もし小雪のバーでハイボールを飲んでいたら…」で大爆笑。

 さらに、最高だったのが「酔客万来 第13回 集団的押し掛けインタビュー  高野秀行の辺境ヨッパライ見聞録」。

 ミャンマーのワ州という「アヘン王国」に住み込んで仕事を手伝っていたという高野さんですが、酒を《毎日飲むようになったのは、アヘン中毒になっちゃって、それを紛らわせるために飲み続けたんですよ》という豪の者。コンゴに探検しに行った折には村長の娘さんを表敬夜這いするなど、素晴らしい体験が酔っぱらいトークで飛び出します。

 辺境での飲酒事情を聞くと、人間なんざ、ムスリムも含めてアルコールがちょいと入れば皆おなじ、というのがよくわかります。『週間SPA!』で不定期連載している「イスラム飲酒紀行」が早く単行本化されないでしょうか…

 愛すべきは「山手線一周ガード下酩酊マラソン 第4回代々木~五反田編」と「輝け! 2009年酒バカ大賞」。酒バカ大賞は酒の上での失敗で新聞沙汰になったものを顕彰するものですが、09年は「立ち小便でハワイ警察に連行され、成田行きの便を欠航させたJALの酩酊副操縦士」だそうです。このほか「友達がいなくて高校生を飲みに誘って県の条例違反で逮捕された酒飲み男」とか「妻に怒られて五階建てのアパートから二度飛び降りたけど無事だったロシアの恐妻家へべれけ男」とか、もう最高。

 思い出したのは、学生の頃、いまは亡き?渋谷・大盛堂で初めて出会った『本の雑誌』。

 いやー、こういう編集者がいる限り、日本の雑誌は大丈夫っしょ!

 最高!

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