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July 27, 2010

司馬遼のネタ本が現代語訳で蘇る『坂本龍馬伝』

Ryomaden

『坂本龍馬伝 明治のベストセラー「汗血千里の駒」』坂崎紫瀾、東邦出版

 テレビの龍馬伝は、もうスピード重視といいますか、同時代人はごった煮で、同じ現場に集めて芝居をさせる、という手法で盛り上げています。

 そのテレビで、岩崎弥太郎に龍馬のことを取材している記者が坂崎紫瀾。

 土陽新聞に坂本龍馬のことを連載するということで弥太郎からエピソードを聞いているんですが、この連載が『汗血千里の駒』という本になり、最初の龍馬ブームが明治16年に起きたというのは前に書きました

 そしたら、なんと、その本の現代語訳が出ていたんですねぇ。

 版元はいまやサッカーライターのサンクチュアリとなっている東邦出版。

 ざっと読んでみましたが、まあ、『龍馬がゆく』のダイジェストみたいな感じというか、当たり前ですが、司馬遼さんはこれを元ネタに膨らませたんだろうな、というのがよくわかります。

 また、ラストは、龍馬の甥で坂本家をついた南海男(なみお)が自由民権運動の闘志となって、遊説している、というところで終わります。

 まあ、土佐の自由民権運動のPRもかねていたんだろうな、と。

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