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July 02, 2010

My Song Book

 ここの左側にいつも表示していたSong Bookですが、いろいろ考えた末、やめることにしました。その欄で取り上げている曲は、基本的にボーッとしているときに口ずさんだ曲だったんです。で、とりあえず、記念に残しておこくとにしました。

 ご覧になりたい方は、以下をクリックしてください。

In My Life
B4: RUBBER SOUL
There are places I'll remember, all my life though some have changed. Some forever not for better, Some have gone and some remain/ All these places had their moments with lovers and friends I still can recall. Some are dead and some are living, In my life I've loved them all/ But of all these friends and lovers, there is no one compared with you. And these memories lose their meaning when I think of love as something new/ Though I know I'll never lose affection for people and things that went before. I know I'll often stop and think about them, In my life I love you more.

Don't Stop 'Til You Get Enough
Michael Jackson: Off The Wall
 時間を持てあまして友人の家に遊びにいったら、そいつが大音量でかけていたのがOff The Wall。流行の音楽からは振り切られていたのですが、すごいなと思って「誰のアルバム?」と聞いたら、ジャクソン・ファイブのマイケル・ジャクソンがクインシー・ジョーンズのプロデュースで出したと言うので驚愕。すぐに買いに行ったことを覚えています。当時はオズモンドブラザースのダニー・オズモンドと同じような感じで見ていたのですが…。Lovely Is The Feelin' Now. Fever, Temperatures Risin' Now. Power Is The Force. The Vow That Makes It Happen It Asks No Questions Why. So Get Closer To My Body Now. Just Love Me 'Til You Don't Know How/ Keep On With The Force Don't Stop /Don't Stop 'Til You Get Enough. ファラ・フォーセットも逝ってしまうし、80年代のアイコンもどんどん鬼籍に入る年なのかな…R.I.P.

I dreamed a dream
Susan Boyle: Britains got Talent
 「レ・ミゼラブル」の中の一曲ですが、最近、素晴らしいパフォーマンスをYoutubeで見て、時々、口ずさんでいます。もちろんSusan BoyleのCDが出たら、フラゲットしたい気分。素晴らしい。I dreamed a dream in days gone by/ When hope was high and life worth living/ I dreamed that love would never die/ I dreamed that God would be forgiving./Then I was young and unafraid/ And dreams were made and used and wasted./ There was no ransom to be paid, No song unsung, no wine untasted.

LIVING LOVING MAID (SHE'S JUST A WOMAN)
LED ZEPPELIN: Led Zeppelin II
 歌謡曲のようなメロディーのこの曲は、シングルではWHOLE LOTTA LOVEのB面でした。ちょっと恥ずかしくなるようなギターソロも含めてなんつうか分かりやすい曲。With a purple umbrella and a fifty cent hat, Livin', lovin', she's just a woman/ Missus cool rides out in her aged Cadillac, Livin', lovin', she's just a woman.というAメロの一番では何言っているのかわかりませんが、So you better lay your money downというサビの後のAlimony, alimony payin' your bills, Livin', lovin', she's just a woman/ When your conscience hits, you knock it back with pills, Livin', lovin', she's just a woman/という歌詞でハッキリとわかります。しかし、今の時代だと、ちょっとこうした職業婦人に対してもMaidというのはマズいかも。70年代は、まだニール・ヤングなんかも"A Maid, Man needs a maid"と歌ってはばからなったんだよな、と思いつつ、時々、歌詞が口をついて出てきます。

Tiny Dancer
Elton John: Madman Across the Water
 5枚目のアルバムのA面1曲目。2曲目の Levonと共に彼の最も美しいバラード。もう四半世紀も前なんですねsigh…今やSir Elton Hercules Johnとなった彼ですが、来日初公演は3人組バンドで渋谷公会堂。そんなマイナー感漂うツアーで衣装係をつとめていたのがアルバムに写真も載っている Maxine。優しそうな印象です。「きっと君は音楽屋と結婚するよ」とプロポーズするような歌詞で迫った作詞家のBernie Taupinは目出度く彼女と結婚しますが、後に別れます。まあ、そんなことはいいんですが"Blue jean baby, L.A. lady, seamstress for the band/ Pretty eyed, pirate smile, you'll marry a music man/ Ballerina, you must have seen her dancing in the sand And now she's in me, always with me, tiny dancer in my hand"といい歳になった男の純愛ラブソングであるとともに、今やスタッフを含めたバンド仲間の友情の歌みたいな位置づけになっているみたいで"Almost Famous"(邦題「あの頃ペニー・レインと」)なんかでも効果的に使われています。二番目の歌詞"Jesus freaks out in the street/ Handing tickets out for God/ Turning back she just laughs/ The boulevard is not that bad"も君さえいれば、という雰囲気があって好き。

Do You Want To Dance?
Bette Midler: Divine Miss M
若いながらもどこか明るく崩れた印象のある多芸なシンガー。そんなイメージの彼女のデビューアルバムは、選曲の素晴しさが光っていました。こんなアルバムってあまり聴いたことなかったので聴きまくりました。友人たちにも薦めまくり、買わせまくりました。ということで、泊まりがけで遊びにいくような友人の家には大抵このアルバムがあって、目が覚めると(学生時代だったので必ずしも朝ではなかったのですが)、家でも友人宅でもこのアルバムのA面をかけたものです。ずいぶん長い間、このけだるい曲をボーッと聴いてから1日をスタートさせていました。朝の目覚めの音楽というと明るいバロック音楽みたいなのもいいんですが、けだるい曲も意外に合っていると思います。この曲に次いで個人的な定番になっていたのはロッキー・ホラー・ショーの"SCIENCE FICTION - DOUBLE FEATURE"でしたかね。

America
Simon And Garfunkel:
サイモン&ガーファンクルの『アメリカ』は『ボクサー』と並んで大好きな曲です。最初に聴いた時からもう30年以上も経っているのに、まだ時々、口をついて歌詞が出ます。情景が浮かぶんですよね。特に最後の3番。ピッツバーグから東海岸までバスなどを乗り継いできてニージャージーのターンパイク(有料道路)から眺めているのは、おそらくは石油化学工場が並ぶ殺伐とした風景です。だからではもうクルマの数を数えるぐらいしかない、と。"Kathy, I'm lost," I said, though I knew she was sleeping. "I'm empty and aching and I don't know why". Counting the cars on the New Jersey Turnpike, and they've all gone to look for America.

Jesus bleibet meine Freude
Johann Sebastian Bach: 主よ、人の望みの喜びよ
日本語の曲名「主よ、人の望みの喜びよ」はRobert S. Bridgesによる英語訳"JESUS, JOY OF MAN'S DESIRING" からインスパイアされているとのこと。メロディは美しく親しみやすいのですが、歌詞は、主イエスは我が心(Meines Herzens)、我が命(meines Lebens)、我が目の喜びたる太陽(Meiner Augen Lust und Sonne)、我が魂(Meiner Seele)としつこいといいますか執拗。Jesus bleibet meine Freude/ Meines Herzens Trost und Saft/ Jesus wehret allem Leide/ Er ist meines Lebens Kraft/ Meiner Augen Lust und Sonne/ Meiner Seele Schatz und Wonne/ Darum laβ ich Jesum nicht/ Aus dem Herzen und Gesicht. 晴れた日の午後なんかにリヒター/ミュンヘン・バッハで聴くと、やっぱりいいんですけど。

Walk on the Wild Side
Lou Reed: Transformer
72年発売の"Transformer"のA面ラストに入っていたこの曲を聴いた時の、なんともいえない解放感はいまだに忘れらない。都市ではなんでも有り。もちろん少し寂しいけど、みたいな曲。チェコでベルベット革命を成功させたハベル大統領らのグループが、弾圧されていた時代にルー・リードの音楽を救いとしていたということが深く心に刻まれる。自由の定義にはtranssexuality, drugs, male prostitutes, oral sexも含まれているわけだから。そうしたものがあってこそ「美しい国」なのだから。イントロからのダブル・ベースが素晴らしい。プロデューサーはデヴィッド・ボウイ。2番の歌詞は特に好き。Candy came from out on the Island in the backroom she was everybody's Darling/ But she never lost her head even when she was given head/ She says, hey babe, take a walk on the wild side/ said, hey babe, take a walk on the wild side and the coloured girls go.

また逢う日まで
尾崎紀世彦 : 阿久悠/筒美京平
圧倒的なクオリティというのを日本のエンターテイメントで初めて知ったのは、たぶんこの曲だった、と今になって思う。1971年。ずいぶん昔だけど、この曲の後には、それ以前の劣性が惰性で生き残ることが許されないほどのクオリティというか達成があったと思う。「また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから」という詞は阿久悠さん。作曲は筒美京平さんというベストのコンビだったというのもうなづける。

Jamaica say you will
Jackson Browne: Jackson Browne
 正直、Jackson Browneはデビュー当時からそんなに好きではなかった。派手さはないし、メロディに切れもなければ唄も旨くない。でも30年以上たっても、フト、口をついて出る曲があるのだから素晴らしいシンガー・ソング・ライター(死語?)なんだろう。70年代のカルフォルニアのイメージを3人で表わせといわれたら、個人的にはジャクソン・ブラウンとリンダ・ロンシュタット、そして彼女の恋人でカルフォルニア州知事だったジェリー・ブラウンだろうか。 Jamaica was the lovely one, I played her well/ As we lay in the tall grass where the shadows fell/ Hiding from the children so they would not tell/ We would stay there till her sister rang the evening bell./Jamaica, say you will/ Help me find a way to fill these empty hours/ Say you will come again tomorrow. 誠実な唄いっぷりが今となってはいいかも。こんな風に唄う人は今あまりいない。ASYLUMから出た彼の1stアルバムの1曲目。伝説のギタリスト、クラレンス・ホワイトがチラッと弾いている。

Money for Nothing
Dire Straits: Brothers in Arms
この一見ハードなブギーがリリースされて、もう20年もたったなんて信じられない。MTVを皮肉った歌詞ですが、いまやビデオクリップが持ち運びできるようになってしまった時代をMark Knopflerはどんな風に見ているんだろう、と思ったりもします。Now look at them yo-yos that's the way you do it, You play the guitar on the MTV/ That ain't workin' that's the way you do it, Money for nothin' and chicks for free/ Now that ain't workin' that's the way you do it, Lemme tell ya them guys ain't dumb/ Maybe get a blister on your little finger, Maybe get a blister on your thumb.

Here's To You
Joan Baez: 1971
生涯で300本の映画音楽を手がけたといわれるEnnio Morriconeの一曲。まだソプラノが悲しいほど美しかったジョーン・バエズのなんとも残酷な歌詞が流れる『死刑台のメロディ』のラストは今も印象に残っています。「サッコとバンゼッティ事件」はアメリカ社会におけるイタリア系移民に対する弾圧というか左派に対する弾圧事件としてあまりにも有名です。にしても、ふたりが死刑台に送られるシーンのあと"Here's to you, Nicola and Bart. Rest forever here in our hearts. The last and final moment is yours. That agony is your triumph"と歌うのは、ちょっと東洋的感覚では考えられません。えん罪で死ぬあなたたちの苦しみは勝利の印だなんて。日本語の題名も「勝利への賛歌」とつけられてたと思うけど、ひどいもんです。でも、なんか時々くちずさむんですよね"Here's to you, Nicola and Bart"と。

Ohio
Neil Young: 4 Way Street
高千穂の山を歩いていたら Tin Solgiers and NIXON coming were finally on our own, This summer I hear the drumming 4 dead in Ohio. というOhioの一節が口をついて出た。今でもMetal Folk protestを信条としているニール・ヤングのこの曲は意外と行進曲っぽいというか、歩いている時にリズムが取りやすいのかもしれないと思い、なんだか苦笑してしまった。1970年、ケントステート大学の反戦デモに保安隊が発砲し、4人が死んで犯人はつかまらなかった事件で当時のニクソン大統領を告発したのがこの曲。放送禁止になっている。Tin Solgiers and NIXON coming were finally on our own, This summer I hear the drumming four dead in Ohio/ Gotta' get down to it, solgiers cuttin' us down, shoulda' been done long ago/ What if you knew her and found her dead on the ground? How can you run when you know?

Day After Day
Badfinger: Straight Up
美しいメロディ。サビのエンディング、I give my love to youの"to you"があがるところとこかいいっすねぇ。28歳で自殺してしまったPete Hamは『バングラディッシュのコンサート』でもHere comes the sunのギターをジョージ・ハリスンと一緒に演っていた姿を思い出します。名曲。"I remember finding out about you/ Every day, my mind is all around you/ Looking out from my lonely room, day after day/ Bring it home, baby, make it soon, I give my love to you.

Manhattan
Lee Wiley: Night in Manhattan
ジャズ・ボーカルのアルバムジャケットで最も美しく気品あふれた姿を残したシンガーは彼女ではないでしょうか。横浜の中華街に「チェッカーズ・クラブ」というバーがあって、酔っぱらって訳もわからず入ったところ、かかっていたのが、 Night in Manhattan。ママさんに「あ、リー・ワイリー、けっこう好きなんすよ」といったら、それだけでかわいがってくれた。古いジャズのレコードしか流れていない店で、「このアルバムが一番好き。もう何枚もすれ切れるほどかけたわ」と語っていたっけ。 We'll have Manhattan the Bronx and Staten Island too/ It's lovely going through the zoo/ It's very fancy on old Delancy street you know/ The subway charms us so when balmy breezes blow to and fro.

Forever Young
Bob Dylan: Planet Waves
 これほど発売されること自体が待ちに待たれていたアルバムがあったというのも、今となっては想像できないかもしれない。オートバイ事故の後、ずっと世間から隠れていたDylanの久々のオリジナル・アルバム。FOREVER YOUNGは時々、コンサートのエンディングにも使われています。Dylanはエンディングに使える曲を何曲も持っている。Like a rolling Stoneもそうだし、I shall be releasedもそう。特に3番の詞が好きです。May your hands always be busy/ May your feet always swift/ May you have a strong foundation, when the winds of change shift/ May your heart always be joyful/ May your song always be sung/ And may you stay forever young.

ジャコビニ彗星の日
荒井由美:
 個人的に荒井由美さんは、政治的なことはおくびにも出さずに、歌詞の中に深くリベラルレフトの喪失感を閉じこめていると思います。この歌もまさにそんな感じ。忘れもしない72年10月9日「私はひとりぼんやり待った遠くよこぎる流星群」。しかし、ジャコビニ流星群は見えなかったんです。「シベリアからも見えなかったよと翌朝弟が新聞ひろげつぶやく」。壮大な社会実験は壊滅的な失敗に終わりました。もう「夢はつかの間だと自分に言いきかせて」と云うしかないのかな、みたいな。

翳りゆく部屋
荒井由実:
「窓辺に置いた椅子にもたれあなたは夕陽見てた」「振り向けばドアの隙間から宵闇がしのび込む」「ランプを点せば街は沈み窓には部屋がうつる」。子供の頃、叔母の別荘でボンヤリしていた時のことを思い出します。窓越しに見えるその風景、蜩の音などをふくめてあまりにも美しいから、部屋の光をつけないでいる、みたいな夕暮れから夜へと移っていく風景を完璧に描いています。荒井由実はこの曲で「リベラルレフト」という立ち位置の終わりを歌っているんじゃないか、と誰かが書いていたのが印象的。それは「リベラルかつ適度にレフトであることは、皮肉にも社会的上昇の資格証明ともなっていた」ことの矛盾の終わりだったのかもしれない。そう、もう輝きは戻らないんです。私(リベラルレフト)が今死んでも。シングルのみの孤高の曲。

There Shall Be Showers Of Blessings
Willie Nelson: Gospel Favorites
 Words: Daniel Whittle, Music: James McGranahanという1883年に作られた賛美歌。最初に聴いたのはウィリー・ネルソンが妹ボビーと二人だけでつくったゴスペルアルバム。時々、ずっとリピートで聴くぐらい好き。特に高速で移動している最中「なんか乾いちゃったな」みたいな時には最高ですかね。There shall be showers of blessings, This is the promise of love/ There shall be seasons refreshing, Sent from the saviour above/ Showers of blessings, Showers of blessings we need/ Mercy drop round us are falling, But for the showers we plead/2番の歌詞がまたいいんだ。There shall be showers of blessing, Precious reviving again/ Over the hills and the valleys, Sound of abundance of rain/ あとはShowers of blessings以下のリピート

Meet me on the corner
Lindisfarne: Fog on the TYNE
Maggie MayとMandolin Windでマンドリンを弾いていたのは、リンディスファーンのレイ・ジャクソン。実はリンディスファーンの来日公演には行きまして、個人史では最高のコンサートとなっている。感動のあまり渋公の楽屋裏まで忍び込んでしばしアラン・ハルとつたない英語で交流しまくったほど(中学生を相手にニコニコ対応してくれたハルは偉いww)。アラン・ハルは1995年、50歳の時に心臓発作で死んでしまいました。大きな商業的な成功は得られなかったと思うけど、フェアポート・コンベンション系では息の長い活動を続けていて、なぜかポール・ガスコインも彼らをサポートしていたと思う。童謡みたいなこんな曲が流行っていたことがあるなんて、今は昔。Hey Mr. dreamseller, where have you been, tell me have you dreams I can see ?/ I came along, just to bring you this song, Can you spare one dream for me ?/ You won't have met me, and you'll soon forget me, so don't mind me tugging at your sleeve/ I'm asking you, if I can fix a rendezvous/ For your dreams are all I believe/ Meet me on the corner when the lights are coming on, and I'll be there, I promise I'll be there/ Down the empty streets we'll disappear until the dawn if you have dreams enough to share/ Lay down your bundles, of rags and reminders, and spread your wares on the ground/ Well I've got time, if you deal in rhyme, I'm just hanging around.

Reason to believe
Rod Stewart: Every Picture Tells a Story
ロッドほど毀誉褒貶の激しいボーカリストはいないと思うけど、常に自分がどう見られているかなんか気にしてないよ、という雰囲気をさりげなくただよわせてきたと思う。ハードロック、ディスコ、スタンダードと何回もスタイルを変えてきた彼だけど一番好きなのはセルフ・プロデュースしたトラッドフォーク路線。71年にこの曲がシングルリリースされた時のB面はMaggie Mayだった(ちなみにEvery Picture Tells a StoryのB面はロックのアルバム史上最強のB面じゃないのかな)。さり気ない歌い方だけど詞の内容がストレートに伝わってくる。この説得力は誰にも真似できない。If I listened long enough to you/ I'd find a way to believe that it's all true/ Knowing that you lied straight-faced while I cried/ Still I look to find a reason to believe/ Someone like you makes it hard to live without/ somebody else/ Someone like you makes it easy to give/ never think about myself。そう展開する詞ではないんだけど、2番もいいんですよね。If I gave you time to change my mind/ I'd find a way just to leave the past behind。後はrepeat。

Diamonds are a girl's best friend
MARILYN MONROE:
ぼくは良いことがあった時、あるいはひと仕事終わったなと思った時、家に帰ったら、必ずMARILYN MONROEに祝ってもらうことにしている。それはハワード・ホークス監督の『紳士は金髪がお好き』のミュージカル・ナンバー"Diamonds are a girl's best friend"。このシーンの彼女は、全ての作品の中で最高じゃないだろうか。途中、ジョージ・チャキリスがバックダンサーの一人として登場するのも懐かしい。この世は所詮Material worldと歌う彼女は最高だ。それと同時にHe's your guy when stocks are high but beware when they start to descend, because that's when those louses, go back to their spousesみたいにはならないようにとココロには誓ってきた歌でもある。この祝いの歌をまた聴けますように。A kiss on the hand may be quite Continental but diamonds are a girl's best friend, A kiss may be grand but it won't pay the rental, On your humble flat or help you at the automat/ Men grow cold as girls grow old and we all lose our charms in the end/ But square-cut or pear-shaped ,these rocks don't lose their shape, Diamonds are a girl's best friend.

黄昏のビギン
水原弘/ちあきなおみ:
女性ボーカルに比べて男性ボーカルのなんと顧みられないことか。日本語で歌った男性ボーカルの中で最高の人は個人的には水原弘。中村八大作曲、永六輔作詞の六八コンビの作品を得て、一時期は本当に輝いていたらしい。らしいというのも、さすがにライブでは知らなかったから。ライブで感動したのは『君こそ我が命』で復活した後の『忍風カムイ外伝』の主題歌『忍びのテーマ』。アニメはまだこれを超える曲を生んでいない。それよりも、ちあきなおみがCMで突如、復活させた『黄昏のビギン』。まさに上質のポップス。でも…ちあきなおみは素晴らしい。「雨に濡れてた 黄昏の街/あなたと会った 初めての夜/二人の肩に 銀色の雨/あなたの唇 濡れていたっけ」「傘もささずに ぼくたちは/歩き続けた 雨の中/あのネオンがぼやけてた」「雨が止んでた 黄昏の街/あなたの瞳に うるむ星影」「夕暮れ晴れた 黄昏の街/あなたの瞳 夜にうるんで」「濡れたブラウス 胸元に/雨のしずくか ネックレス/小刻みにふるえてた」「二人だけの 黄昏の街/並木の陰の 初めてのキス/初めてのキス」

A banda do Ze Pretinho
Jorge Ben:
マシュケナダやロッドがI'm sexyでパクッたタージマハールがあまりにも有名なジョルジョ・ベンの"A banda do Ze Pretinho"を初めて聴いたのは、今はなきパイドパイパーハウスだったか、渋谷ハンズの近くにあった小さな輸入レコード屋だったか。とにかくすぐに気に入って聴きまくった。ディスコ・サンバなんて言われたけど、このアルバムではPK戦で負けたことを悲しむCade o penaltyやフルミネンゼのことなどサッカーを題材にしても歌っている。A banda do Ze Pretinho chegou, para animar a festa/ Zamba, zambe, zambi, zambo, zambu, Zamba。ジョゼ・プレチーニョのバンドがやってきたぜ、みたいな出だし。Samba Ze Pretinho, Samba rei bonito Crioulo, que eu quero ver/ Anima a festa, crioulo rei poe alegria bota a tristeza pra correr/ Peca a banda pra tocar que nos dancamos com voce/ Misturo bumbo com violino, pandeiro, cuica, trombone, ganza, guitarra e violao/ E salta de banda pra gente ver/ Que nos queremos aprender com voce/ Com voce, hei/ Com voce, hei/ Crioulo rei, Crioulo.「飛べ!お前はクレオール(混血)の王だ」みたいな。

MY EVER CHANGING MOODS
Style Council: Cafe Bleu
Cafe Bleuが発売された頃には、もうほとんど流行の音楽からは振り切られていたんだけど、やっぱりこの曲は最初に聴いた時から魅せられた。Style Councilというポール・ウェラーが「スタイルを持たない」ことを逆説的にマニフェストしたような名前のバンドの1stで、メンバーさえも曲のスタイルによって変える流動的な試みを説明しているような曲。17inchシングル・バージョンを何回もリピートして聴いたなんていうことは恥ずかしくて言えなかったが、3番の歌詞なんかは今でも時々アコースティック・ピアノのアルバム・バージョンで口から出ることがある。Evil turns to statues, and masses form a line/ But I know which way I'd run to if the choice was mine/ The past is knowledge, the present our mistake And the future we always leave too late/ I wish we'd come to our senses and see there is no truth in those who promote the confusion for this ever changing mood. まあ、ありきたりと言ってしまえばありきたりだけど"The past is knowledge, the present our mistake And the future we always leave too late"っていう啖呵は切れ味いいし、"I wish we'd come to our senses and see there is no truth in those who promote the confusion for this ever changing mood"というのはもっともだと思う。

ALL THE WAY
Journey:
 こんな甘ったるいバラードを、しかもJourneyなんかのを普通は好きになるハズはないのだが、なぜか気に入ってしまって、時々、口ずさむ。サビにAメロ、Bメロがあって、変化して美しい。男の方から「やり直したいよ」という歌なのだが、サビのAメロはこういう詩。Speak your heart and I will listen/ Don't hold back we'll find what's missin'/ I'll take you all the way/ Close your eyes and think forever/ If you believe we go together/ I'll take you all the way。でBメロの高音シャウトがFrom the miles that come between us/ To have faith in love and where it leads us/ I'll take you all the way。なんちゅうことないといわれればそれまでだけど、なんとなく好きなんです。

Pastures Of Plenty
Woody Guthrie:
砂嵐に追われ、季節労働者として働かなければならなかった1930年代のアメリカの農民。ウディ・ガスリーもその一人としてキャンプを旅し、そこで働く人たちを勇気づけるための歌をつくった。そして、町はずれに留め置かれ、農園では月の下で眠らざるを得なかった人々に「穀物を収穫しているのは自分たちじゃないか」と自信を与え、ニューディール政策によって建設されたグランド・クーリー・ダムの恵みによって緑化されていく大地を讃える。そしてニューディール政策によって生まれ変わったこの土地の自由を守り、そのために働いていこう、と呼びかける。 It's a mighty hard row that my poor hands have hoed/ My poor feet have traveled a hot dusty road/ Out of your Dust Bowl and Westward we rolled/ And your deserts were hot and your mountains were cold/ I worked in your orchards of peaches and prunes/ I slept on the ground in the light of the moon/ On the edge of the city you'll see us and then/ We come with the dust and we go with the wind/ California, Arizona, I harvest your crops/ Well its North up to Oregon to gather your hops/ Dig the beets from your ground, cut the grapes from your vine/ To set on your table your light sparkling wine/ Green pastures of plenty from dry desert ground/ From the Grand Coulee Dam where the waters run down/ Every state in the Union us migrants have been/ We'll work in this fight and we'll fight till we win/ It's always we rambled, that river and I/ All along your green valley, I will work till I die/ My land I'll defend with my life if it be/ Cause my pastures of plenty must always be free/

Ramblin' Man
Allman Brothers Band: Brothers and Sisters
デュアンが死んでしまった後にビッグヒットになったのがこの曲。ディッキー・ベッツによってカントリー色が濃くなったが、伸びやかなギターソロは心の中のなにものかを解放してくれる。インストゥルメンタルの"Jessica"も好きだけど、何回、リプレイしたかわからないこの曲はwhen it's time for leavin'の時に聴いていたい曲のひとつだ。 Lord, I was born a ramblin' man, Tryin' to make a livin' and doin' the best I can./ And when it's time for leavin',I hope you'll understand, That I was born a ramblin' man.

Always Lift him up
Ry Cooder: Chicken Skin music
Ry CooderがChicken Skin musicでとりあげたハワイの民謡(traditional)。原題はkanaka wai wai。奥さんに悩まされている男がいたらなぐさめてやれよ、みすごすなよ、絶対落ち込ませるなよ、と唱う。ええなぁ、と思って今でも聴いています。 When a fellow has the blues and feels discouraged/ And there's nothing else but trouble all his life/ When he's always grumbled at and never happy, Living with a scolding, aggravating wife/ If he's sick and tired of life and takes to drinking/ Do not pass him by, don’t greet him with a frown, Do not fail to lend a hand and try to help him/ Always lift him up and never knock him down. この一番も好きだけど、3番は心に染みる。こうありたい。うちひしがれている友達がいたらLet him know you are his friend who can be trusted/ It would cheer this lonely fellow on his way.そして友達がいないヤツでもこうせよ、と。Try to lift his load, to help to bear his burden/ Let him know that you are walking by his side.

Let it be
B4:
When I find myself in times of trouble, Mother Mary comes to me, Speaking words of wisdom, let it be/ And in my hour of darkness, She is standing right in front of me, Speaking words of wisdom, let it be./ Let it be, let it be. Whisper words of wisdom, let it be./ And when the broken hearted people Living in the world agree, There will be an answer, let it be. / For though they may be parted, there is Still a chance that they will see, There will be an answer, let it be/ Let it be. Let it be, let it be. Yeah, There will be an answer, let it be. And when the night is cloudy, There is still a light that shines on me, Shine on until tomorrow, let it be/ I wake up to the sound of music, Mother Mary comes to me, Speaking words of wisdom, let it be./ Let it be, let it be. There will be an answer, let it be. Let it be, let it be, Whisper words of wisdom, let it be.

Piano Man
Billy Joel:
唄の中には、ある瞬間、季節を鮮明に思い出せるようなものもあれば、もうちょっとぼんやりしているけど、10年間ぐらいというか、時代を反映しているんじゃないかとおもうようなものもある。Billy JoelのPiano Manは後者の代表みたいな曲。たいしてヒットはしなかったけど、当時からFENではかかっていたし、売れた後も派手にはかからなかったけど、バカにされるようになってからも捨てられはしなかった。詩は全体にすばらしいけど3番のサビがこんなにいい歌も珍しい。And the waitress is practicing politics/ As the businessmen slowly get stoned/ Yes, they're sharing a drink they call loneliness/ But it's better than drinkin' alone

Life Uncommon
Jewel:
何年かごとに一日中リピートしまくって覚えてしまうぐらい好きな曲というのにめぐり合えるが、98年はこの曲だった。サビのlend your voices only to sounds of freedom / no longer lend your strength to that which you wish to be free from / fill your lives with love and bravery / and you shall lead a life uncommon.というところは何回聞いてもグッとくる。それにしてもno longer...の二重否定の言い回しは、ネイティブの人たちなんかはどんなどんな風に感じているんだろうか。

Vincent
Don McLean:
色彩が眼に飛び込んでくるような詩。少し、書きすぎなような気もするけど、韻をキチンと踏んだ詩。「星月夜」「自画像」などを見ながら、ゴッホのことを想う曲。こんな曲が全米No.1になったこともあるなんて、70年代前半というのは、ある意味、まだいろいろ動いていたんだと思う。これは2番のAメロの部分。Starry, starry night. Flaming flowers that brightly blaze, Swirling clouds in violet haze, Reflect in Vincent's eyes of China blue. Colors changing hue, morning field of amber grain, Weathered faces lined in pain, Are soothed beneath the artist's loving hand.

Summer Breeze
Seals & Crofts:
ここの欄で取り上げている曲は何を基準にしているのかと聞かれたのですが、えー基本的にボーッとしているときに口ずさんだ曲です。以上。この曲も、やや涼しくなってきた夜、いい感じで酔っ払いながら歩いていた時に"Summer breeze, makes me feel fine"と口ずさんだ曲。We May Never Pass This Way Againという曲も忘れられない。ちなみに、この二人、ペルシャのバハーイ教(bahai)の信者だったとか…。See the curtains hanging in the window/ In the evening on a Friday night/ A little light shining through the window/ Lets me know that everything's alright/Summer breeze, makes me feel fine/ Blowing through the jasmine in my mind.

Sister Golden Hair
America:
Americaというグループ名だが、出身は全員がイングランドという3人組だったというのは、だいぶ後になって知った。もちろんA Horse With NoNameは好きだが、75年になって伸びやかなスライドギターを中心に明るくカラッと聴かせてくれるこの曲が好き。さりげない曲ながらメロディは繊細。結婚恐怖症の男の気持ちをつづった詩も好きだ。サウンドはこの頃、ジョージに似てきたと思う。つかイングランドの香りがする。Well I tried to make it Sunday, but I got so damn depressed/ That I set my sights on Monday and I got myself undressed/ I ain't ready for the altar but I do agree there's times/ When a woman sure can be a friend of mine.

Listen to the music
The Doobie Brothers:
 70年代初め、なぜか煮詰まったような音ばっかりが聞こえてくるようになったロック界に、乾いた軽快なサウンドを響かせてくれたのがThe Doobie Brothers。いつも練習中にまわしのみしていたという「マリファナ義兄弟」。やっぱり一番好きなのはListen to the music。なんちゅう簡単な詩だとは思うが悪くはない。プロデューサーは後にヴァン・ヘイレンなどで有名になるテッド・テンプルマン。スティーリー・ダンのマイケル・マクドナルドのバンドになってからは好きじゃない。Don't you feel it growin' day by day/ People gettin' ready for move/ Some are happy, some are sad/ Oh,We're gonna let the music play /Oh oh oh Listen to the music/ Oh oh oh Listen to the music /Oh oh oh Listen to the music all the time。

申し訳ないが気分がいい
岡林信康:
「抜けるような空が痛い。風が髭に遊んでゆく。申し訳ないが気分がいい。すべてはここにつきるはず」。美しいメロディ。時代を背負うのに疲れた彼が、ふと、悟ったようにつくった曲。同志社の神学部だった彼が某ヤマギシズムに接近した時につくった曲ともいわれているが、真相はわからない。当時としてはサウンドもしっかりしていたという印象がある。いい曲だし、時々、口ずさむ。ネットをまわっていたら、彼のI shall be releasedの訳をみつけた。「陽はきっと東から/西に光るのだ/もうまじか(間近)/それだけでいいだろう」「いつだってとやかくいう/いつだって川は流れる/でも皆身を守り たまらないだろう/水はきっとあふれて ひくきにつくのだ」「朝日はもう昇るよ/少しずつだけどね/そのとき その日こそ/自由になるんだ」というのを見つけた。「のだ」というのが生硬いし、文法的に間違っているところもあるが、いい訳だと思う。

Both Sides Now
JONI MITCHELL:
ぼくが最も尊敬する女性のひとりが彼女。崩れない心を感じる。いつまでも現役の彼女を見ていると、「もっと頑張れ」と背中をどやしつけられるような気になる。かといって、映画『ラスト・ワルツ』の最後に、出演者全員で"I shall be released"を歌う際、薬で逝ってしまったようなニール・ヤングが抱きついてヘラヘラしながら笑っている時も、「しょうがないわねぇ」みたいな雰囲気で黙って付き合ってくれる(ちなみに「サークル・ゲーム」はニール・ヤングを思い浮かべて作った歌だ)。Rows and flows of angel hair/ And ice cream castles in the air/ And feather canyons everywhere/ I've looked at clouds that way/ But now they only block the sun/ They rain and they snow on everyone/ So many things I would have done/ But clouds got in my way/ I've looked at clouds from both sides now/ From up and down, and still somehow/ It's cloud illusions I recall/ I really don't know clouds at all

Alison
Elvis Costello: My Aim Is True
なんていうか逆「卒業写真」みたいな曲。卒業写真のあの人が叱ってくれる、なんていう甘い世界じゃない。昔好きだった彼女があまりにも情けなくなっているのを見て、お前なんか死んじまえ、みたいな詩が恐ろしいくらいに完璧なメロディに乗って歌われる。1stアルバムのタイトルにもなっているサビの部分"My aim is true"は「おいらマジでいってんだぜ」という意味か。だから、いくらバート・バカラックと共演したといっても(バカラックは素晴らしいが)、デビュー当時はパンクに分類されていたわけだ。でも好き。 Oh it's so funny to be seeing you after so long, girl. And with the way you look I understand that you are not impressed. But I heard you let that little friend of mine take off your party dress. I'm not going to get too sentimental like those other sticky valentines, 'cause I don't know if you've been loving somebody. I only know it isn't mine. Oh, Alison, I know this world is killing you. Oh, Alison, my aim is true.

L.A. Freeway
Jerry Jeff Walker:
東京の一番いい季節は八十八夜の前後あたりか。もし、そんな時に悩むような問題から解放されていたら、ジェリー・ジェフ・ウォーカーのこんな曲を知っていれば、さらに気分は良くなることうけあいだ。ジェリー・ジェフはMr.Bojanglesのライターとしても知られているが、本当に素晴らしいのはこうした明るい Ridin' Highな曲だ。Pack up all your dishes /Make note of all good wishes /Say goodby to the landlord for me /That sum-bitch has always bored me /Throw out them old LA papers /And that moldy box of vanilla wafers /Adios to all this concrete /Gonna get me some dirt road back street [Chorus] If I can just get off of that L.A. freeway /Without getting killed or caught /Down that road in a cloud of smoke /For some land that I ain't bought bought bought /If I can just get off of that L.A. freeway.

SHOW ME THE WAY
Peter Frampton: Comes Alive
あまり知らない人には「好きなんだ」とは大っぴらに言えない曲のひとつだ。ニック・ホーンビィも『ハイ・フィデリティ』で「あのパーマ!バカみたいな袋に息を吹き込んで、ギターでドナルド・ダックみたいな音を立てていたやつ!」(新潮文庫、p.84-85)とPeter Framptonの人となりを的確に描写しているが、同時にレコード・ショップを経営する主人公は「ピーター・フランプトンのカバーを聞いて涙を流す」(p.84)とも書いている。I wonder how your feeling /There's ringing in my ears /And no one to relate to 'cept the sea /Who can I belive in /I'm kneeling on the floor /There has to be a force who do I phone/ The stars are out and shinning, but all I really want to know/ Oh won't you show me the way /I want you, show me the way.

Erbarme dich, mein Gott
Johann Sebastian Bach: Matthaus-Passion
 人類が生み出した最も美しく悲しい歌。長大なマタイ受難曲を通しで聴いた回数は数えるほどだが、この曲だけは何回もリピートして聴いた。Erbarme dich, mein Gott/ Um meiner Zahren willen;(憐れみ給へ我が神よ、したたりり落ちる我が涙の故に)という一節がアリアの中心。ペトロの絶望を導くオブリガートヴァイオリンから泣かせる。CDはリヒターの1958年版が今もってベスト。

Das Lied der Trennung(別れの歌)
Wolfgang Amadeus Mozart: K.519
 この曲のつくられたのは1787年。当時の歌曲は早い話が流行歌。モーツァルトも気軽に小遣い稼ぎのためにつくっていたといわれる。「恋する者が離ればなれなら、天使たちさえ泣くだろう/ぼくはどうして生きていられるのか、君なしで?喜びから離れて、ぼくは苦悩の中に生きるだけ/そして君は たぶんぼくのことなどは、永遠に忘れてしまうんだろうよ、ルイーザ」という安っぽいシュミット(Klamer Eberhard Karl Schmidt 1746-1824)の詩もなかなかいいし、今でもクラシック風の歌い方ではなく、地声でそのまま歌えるような歌。大衆的であり、かつ感傷的であり、一番のお気に入りの歌曲というより「歌」。時々口づさみたくなる。Die Engel Gottes weinen, wo Liebende sich trennen,wie werd ich leben konnen, o Madchen, ohne dich? Ein Fremdling allen Freuden, leb ich fortan dem Leiden! Und du? und du? Vielleicht auf ewig vergist Luisa mich! Vielleicht auf ewig vergist sie mich!

I got a Name
Jim Croce:
73年に不慮の飛行機事故で死んでしまったジム・クロウチの曲の中では、これが一番好きだ。映画の主題歌で収められているアルバムはベスト盤しか知らない。 Like the pine trees linin' the windin' road/ I've got a name, I've got a name/ Like the singin' bird and the croakin'toad/ I've got a name, I've got a name/ And I carry it with me like me daddy did/ But I'm livin' the dream that he kept hid/ Movin' me down the highway Rollin' me down the highway/ Movin' ahead so life won't pass me by/

Sundy Basketball
Peter Gallway: On the Bandstand
日曜日のストリートバスケットボールの楽しさを歌う。それだけの歌。それだけの歌がこんなにも美しいなんて。売れないのは当たり前。でも、聞いた人は、ぼくみたいに絶対に忘れないだろう。歌の主人公はこんな感じで、朝起きて朝食をとるのももどかしくバスケットコートをめざして走る。The Boys are coming over, Mam/ I've got eat and run/ Where've my sweatshirt and my sneakers gone? / We're wasting all the sun/ Today I'm number one, Yes I think I'll run. そして「滑っても転びはしないさ」というサビに。Sunday Basketball, When you know you've got it all/ Playing Basketball, you might slip but you won't fall.いいですね、この言葉"you might slip but you won't fall"

The Angels rejoiced Last Night
Gram Parsons: Sleepless Nights
Gram Parsonsはポップスでもない、ロックでもない、生活の歌を取り戻そうという音楽活動をアメリカで意識的にやりはじめた最初のひとりだった。そういう人に限って、早死にするのは音楽業界の理なんだろうか。エミルー・ハリスとのデュエットが美しい。The angels rejoiced in Heaven last night/ I heard my daddy pray dear God, make it right/ He was smiling and singing with tears in his eyes/ While mother with the angels rejoiced last night

Whisky, Whisky
Kris Kristofferson: Shake Hands With the Devil
最初はリタ・クーリッジが歌っているのをFMで聞いていい曲だなぁ、と思って、後で、クリス・クリストファーソンのライブ盤があるのを知って愛聴盤に。詩が最高。 She's a little bit like the sunshine, Just before the rain/ A little like this quiet night, Before the cold winds came/ She's like little bit like the wether, I never know when she's gonna change/ She's a part of my hope, And a whole lot of my pain / So Whisky, Whisky, my old friends I've come to talk to you again/ Milk of Mercy, Please be kind Drive this feeling from my mind

Dark End of the Street
Ry Cooder: Boomer's Story
インストゥルメンタルのこの曲を何回、LPでかけたろう。もちろん、リピートなんてできないから、一回ずつ、ピックアップを上げて下ろして。子供心に、映画音楽つくったらうまいだろうな、と思ったら、本当にそういった方向で後に花開いたのがうれしかった。来日公演はピンと、デイヴット・リンドレーとのデュオでしか観ていないが、いつかバンド組んで来てくれないだろうか。

Sam Stone
John Prine: John Prine
 ベトナム帰還兵がHome Comingしたにもかかわらず、誰にも歓迎されず、麻薬におぼれていくという内容のバラードを子供の視点から歌っている。「ダディの腕には家中のおカネが吸い込まれる穴がある。イエスさまはきっと無駄死にしたに違いない。壊れたラジオから甘い歌はもう聴こえない」というサビがなぜか30年以上もアタマから離れない。Sam Stone came home, To his wife and family/ After serving in the conflict overseas/ And the time that he served, Had shattered all his nerves, And left a little shrapnel in his knee/ But the morphine eased the pain, And the grass grew round his brain, And gave him all the confidence that he lacked, With a Purple Heart and a monkey on his back.というのがこのバラードの背景説明。そしてこのコーラスが泣かせる。There's a hole in daddy's arm where all the money goes, Jesus Christ died for nothin' I suppose/ Little pitchers have big ears, Don't stop to count the years, Sweet songs never last too long on broken radios, Mmm....

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Comments

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And you et an account on Twitter?

Posted by: _Terak_ | July 28, 2010 at 02:17 AM

Interesting article !! What cms do you use on your site ?

Posted by: ufc betting | March 24, 2011 at 01:03 AM

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