行こうよ南アフリカ!
NPO法人横浜スポーツコミュニケーションズが主催した「南アフリカ伝道師・宇都宮徹壱の行こうよ南アフリカ!」というトークショーに参加してきました。
日本のサッカーライターとしては最高の存在だと個人的に思っている宇都宮さんは、昨年のコンフェデレーションカップ以来、すでに3回も南アフリカを訪問しているそうです。
写真家でもある宇都宮さんが現地で撮影された美しい写真を大画面で見ながら、なんかもう現地に行った気分でワールドカップ南ア大会を楽しんでしまったようなイベントでした。
危険だというネガティブ情報ばかり流される南ア大会ですが、普段、海外旅行で気を付けるようなことさえ心がければ(危ないと言われるところには近づかないなど)「危険な目にも1回も合わなかったし、それどころかイヤな思いもしなかった」とのこと。
「これまでの20世紀のワールドカップが終わり、もしかしたら南アからWorld Cup 2.0が始まるかもしれない」という宇都宮さんの殺し文句にはうなりましたが、実際、それぐらいの可能性を秘めているかもしれませんね。
いろいろ、お聞きしていて「ふーむ、1ランドはだいたい13円なのか。で、お札の意匠はBig5といわれるライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファローなのか。ワイルド」とか、いちいち面白い。
南アでは地方部で王や首長の存在が認められているのも知りませんでした。オランダから植民地を買ったイギリスお得意の間接統治の名残なんでしょうかね…。
多民族国家ということでマンデラ元大統領はコサ人、現職のズマ大統領はズールー人だそうです。
日本代表がキャンプを張るジョージはゴルファーの理想のようなコース。クラブハウスや宿泊施設、プールなどのも素晴らしく豪華で「ウッチーとか岡崎とか若い選手もこんなところに泊るれるのか」とうらやましくなりました。
ブルームフォンテーンは1995年に南アフリカで行われたラクビーワールドカップで、二軍のニュージーランド相手に日本代表が145-17という屈辱的というか歴史的大敗を喫した場所。サッカーのカメルーン戦でも大敗くらわないだろうかと心配になってきます。
オランダ戦の行われるダーバンは印僑の都市みたいだなと思ったら、なるほどガンジーが住んでいたところかだそうです。リチャード・アッテンボローは俳優としても監督としても凡庸だと思うのですが『ガンジー』で客室から叩き出される場面はここから乗った列車だったかな…。といいますか日本も連敗で予選リーグから叩き出されなければいいが…。
ラスティンバーグでの観戦は相当、キツそうだなとも感じます。
現地観戦は難しいかもしれませんが、とにかくアバンギャルドな大会になりそうだな、と思いました。
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