「しみづ」のお正月
愛する「しみづ」ですが、ここ数年、三が日の特別料理が楽しみになっています。
今年は「くえ鍋」をメインにやってもらいました。
ご主人が理想とする店をつくりたかった、という新しい店に移り、本当に使いやすく、居心地もよくなった「しみづ」ですが、普段座っているカウンターだけでなく、二階も大きく変わり、ゆったりと過ごせるようになりました。
料理は茶碗蒸しから始まったのですが、今回はお正月の乾杯用にジャック・セロスも用意していただきました。
やっぱり盛り上がりますよね、シャンパンは。
ブリュット・イニシャルならなおさら(Jacques Selosse Brut INITIALE NV)。
後はこのわた、アンキモ、お造りと進んで、メインの「くえ鍋」に。
身は、最初、シャブシャブのようにいただいたんですが、いやー、こんなの初めて。
クエの身はプリップリで、しかも海そのものといった深い慈味を感じさせてくれる。
箸が進んで、進んで、あっちゅう間にお出汁の温度が下がってしまうほどw
いやー、にしても寒ブリのシャブシャブも旨いんですが、さらに王者の味を感じさせてくれます。
もちろん最後の〆は雑炊に。
個人的には、鍋物の雑炊ではスッポンが一番旨いとおもっているんですが、それ並の旨さ!
いやー、まいりました。
尊敬するさくまあきらさんは「嵐山吉兆」でのお正月を恒例にしているそうで「毎年ここに来れることを目標にすべきだと思うようになった」としています。
ぼくも、毎年、三が日に「しみづ」に行けるよう頑張っていこうかな、と。
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