« 「とんかつ 万平」のポークバター焼き | Main | 「利休庵」の松茸 »

October 06, 2009

『不肖・宮嶋の「海上自衛隊ソマリア沖奮戦記』

Somaria

『不肖・宮嶋の「海上自衛隊ソマリア沖奮戦記』宮嶋茂樹、飛鳥新社

 不肖・宮嶋のシリーズはほとんど追いかけているんですが(彼は行動の詩人です)、これは初めてみるパターンっつうか、旧社会党系のパンフレットみたいな感じw

 94頁だし、今や国土交通省副大臣の辻元清美さんに対する恨み節(それも、不肖・宮嶋シリーズの誕生と重なる『ああ、堂々の自衛隊』からの引用)が多いのが気になるけど、まあ、情報もいっぱい入っているし、次の人材が育ってない感じがする中で、精一杯、頑張ってくれています。

 ソマリア沖の海賊退治に海自のSBU(Special Boarding Unit=特別警備隊)が含まれているというのは、この本で知りましたし(大いに経験を積んでほしいと思います!)、同じく海自のP3Cが2機もソマリランド近くのジブチに派遣されているのも知りませんでした。

 哨戒機P3Cを派遣している国は米国を除くとスペイン、ドイツだけで(フランスは性能の劣るアトランティック)、それも一機ずつ。

 しかもスペインなんかは一機130億円もするP3Cを5機しか保有しておらず、ドイツも8機しか持ってない。ところが、我が海自は100機も持っているんですなぁ。いや、心強い。このうち2機ぐらい、派遣したっていいじゃないの、みたいなもんですが、その2機というのが他国と比べて圧倒的というのが不肖・宮嶋の言いたかったこと。納得です。

 しかし、宮嶋先生も映像のテクニックを使ってまっせ。

 ジブチ空港でP3Cを迎えるセレモニーに集まっているEU各国の軍人たちの爺さまっぷりの写真はちと情けなくなる。なんか在郷軍人会の集まりなのか(どうしてジブチにいるかどうかは別として)なんてことも思いました。

|

« 「とんかつ 万平」のポークバター焼き | Main | 「利休庵」の松茸 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23829/46415000

Listed below are links to weblogs that reference 『不肖・宮嶋の「海上自衛隊ソマリア沖奮戦記』:

« 「とんかつ 万平」のポークバター焼き | Main | 「利休庵」の松茸 »