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September 27, 2009

ELIJAH CRAIG

Elijah_craig

 日本では「エライジャ・クレイグ」と呼ばれることの多いバーボンですが、元々のつくり手が牧師ということも考えれば、ファースト・ネームはユダヤの預言者である「エリア」から名前がとられたんだと思うので、エリア・クレイグと呼んだ方が少し気分が出ると思います。

 この人物、パブティスト派の牧師だそうです。

 バプティストには何の興味もありませんが、18世紀末、許可なくウイスキーを造って、今日のバーボンの基礎をつくったというんですから、ありがたいお方じゃありませんかw

 コーンとライ麦と大麦を使うという原料の基準を作り、樽の内側を焦がす考案も彼がオリジナルだと言われています(まあ、当時のことですから資料はないらしいのですが)。

 この製品は牧師を冠したバーボンを造ろうと25年の年月をかけてつくらたブランドとか。

 12年は度数は47度。濃いメープルシロップ色をした液体が満ちています。この赤みが焦げたオークによるもの。

 18年はさらに赤みが増します。

 「レッドリカー」「リキッドルビー」と言われた酒そのまま。

 味はミディアム・ヘヴィでしょうか。

 甘くないところが好印象。

 抜群に完成度の高いバーボンのひとつですね。

 ということですが、いま加藤陽子さんの書評『戦争を読む』を読んでいるんですよ。

 細谷雄一『大英帝国の外交官』の書評の中で、著者は五人の愛すべき外交官を取り上げていて、それが《どれも珠玉。バカラのグラスを用意する。大きな氷塊を一つ入れ、とっておきのウィスキーを注ぎ、一二回攪拌し、ベッドへゴー。読書灯をつけ、一日一章ずつ読む。ああ至福、極楽》と書いてあるんです。

 そんなのベッドサイドで飲むのががこれだったら最高でしょうね。

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