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July 28, 2009

『臨床瑣談 続』

Rinshosadan_zoku

『臨床瑣談 続』中井久夫、みすず書房

 最近、時間がなくって…いろいろ読んではいるんですが、なかなか書けなくて。

 ということで尊敬する中井久夫さんの『臨床瑣談』を読んで気になったところをチラッと…。

 医者と弁護士の報酬は成功報酬ではなく努力報酬だ、と書いてあったんです(p.108)。

 なるほどな、と。

 これは昔の(平成大不況前の)サラリーマンも似たようなものだったと思うんですよ。きついノルマを課せられていたような人もいたかもしれませんでしたが、基本はのんびりとサラリーマン生活を送れました。

 でも、いまは公務員とか専門職を除いては努力報酬(とにかく仕事すれば結果だせなくてもOK)の人って少なくなりましたよね(もっとも、だんだん難しくなってくるかもしれませんが)。

 そして成功報酬という結果を出さなければならない人たちの報酬が少なすぎる、というのが今の社会の問題なのかな、と。つか、本来の意味での成功報酬に値いしないような仕事にもノルマ給の考え方が適用され、変動費扱いになっていますよね。

 あと、麻黄湯(ツムラ27)がタミフルと同じ効果があるという説が医師の間では流通している、というので後で買っておこうと思いました(p.174)。

 また、タバコや酒は限界嗜好物質といわれ、それはストレスをくいくらゼロに近づけようとしてもゼロにはならず、それをゼロにしようとする行動はますます強い乾きを生む、というあたりもハッとしました(p.72)。

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