« 穴子家の「おまぜ」 | Main | 『新型インフルエンザ完全予防ハンドブック』 »

June 23, 2009

『米原万里、そしてロシア』

Yonehara_mari

『米原万里、そしてロシア』伊藤玄二郎(編) 、かまくら春秋社

 先日、自転車で新江ノ島水族館に行った帰り(急に鰺の群泳を見たくなったのです)、鎌倉の仲の坂に寄ったのですが、いつも通りかかる「たらば書店」という本屋さんが、意外と人文書などが揃っているというので中を覗いてみたんです。

 そしたら平積みされていたのが『米原万里、そしてロシア』。かまくら春秋社という地元の版元が出した本です。編集の伊藤玄二郎という人がかまくら春秋社の代表。

 面白かったのは対談。「米原万里とロシア」と題してロシア文学者の亀山郁夫さんと、元NHKのモスクワ支局長小林和男が米原万里さんのことを語っています。東京外語大学時代の米原さんはトルストイの『戦争と平和』のナターシャのような完璧な美人だったそうです(ぼくが彼女を間近で見たのは、ソ連最後の時代のあたりでしたが、本当に光輝いていましたね)。また、彼女の存在が日本人のロシアに対するイメージを丸くした、というのもなるほどな、と。

 妹の井上ユリさんの「回想の米原万里 建築家になる夢」によると、万里さんはこれから一生をロシア語で生きていくなんて…ということで大学受験では建築学科を目指したこともあったというのは意外でした。5年間しか住めなかったけど、2000年に建てた鎌倉の家は自分で図面を引いたそうで、その間取りも載っています(通称・ペレストロイカ御殿とかw)。

Nakanosaka_0906_2

 にしても、やっぱり鎌倉ってのは、なかなか奥が深くてようございますね。

 あ、仲の坂のお刺身定食もいつもの通り最高でした。

|

« 穴子家の「おまぜ」 | Main | 『新型インフルエンザ完全予防ハンドブック』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23829/45434716

Listed below are links to weblogs that reference 『米原万里、そしてロシア』:

» 江ノ島 [江ノ島]
江ノ島 [Read More]

Tracked on June 28, 2009 at 10:26 PM

« 穴子家の「おまぜ」 | Main | 『新型インフルエンザ完全予防ハンドブック』 »