「うなぎの甚八」の二段重と天皇杯準決勝@エコパ
「うなぎの甚八」 掛川市肴町7-12 0537-22-5638
えー、今日は天皇杯準決勝が静岡・エコパでありましたんで行ってきましたよ。
まあ、どうせなら、というわけでふたつの目標を持って旅してきました。
ひとつはハイデガー『ニーチェ』を読みすすむこと。なかなかまとまった時間がとれないので、いっそのこと、新幹線ではなく東海道線でゆっくり行き帰りする間にページを稼ごう、と。ということで、下巻の200頁ぐらいでとまっていたのが350頁ぐらいまできました。
ふたつ目は、なかなか掛川なんて行きませんので、せっかくならご当地グルメを味わおう、と。
ということで、ここらへんなら掛川鰻でしょ、ということで選んだのが「うなぎの甚八」。
ファーストロットに間に合わなかったらというか、店の中が一杯になったら、ほぼその時点から30分待ちということを聞いていたので、開店の11時ちょっと前には着きました。
そしたら、本当にあとから後から人がやってきて、あっちゅう間に満杯。
この時点でかなり期待は高まります。
頼んだのは二段重。
ぬる燗でキモ焼きでもやっつけながら鰻の焼き上がるのを待つ、みたいなのを最初は考えていたんですが、どうもそういう雰囲気ではないし、だいたいメニューはほとんど丼と重のみ。ならば骨、キモ焼き、サラダに香の物と肝吸い付きもついたフラッグシップの二段重でいいかな、という感じ。
2950円は、ここらあたりだと高いかもしれませんが、内容を考えれば、まあ、こんなもんでしょう。
ただ、日本酒がない…。ショック…。
お店の人が「ならやめますか?」と言われたけど、いまさら帰るわけにもいかないので、そのままGO!ビールならあるというので、大瓶を頼んで待つことに(そのお通しが「骨」みたいですね)。
さて、やってきました二段重。
単に鰻とご飯が分かれているぐらいなんだろうな、と思ったので、とりあえずはキモ焼きからやっつけることに。
そしたら、これが上手い!
東麻布の某野田岩なんかは、キモ焼きを頼んでも「天然物しか使わないので、肝吸いだけで勘弁していただいてます」みたいな雰囲気で、ありついたこともないんですが、ここのはたっぷり入っていて、甘めのタレとも相性は抜群。
サラダはちょっと酸っぱいのがチェンジオブペースになるんでしょうかね。
肝心の鰻重ですが、二段目を外すとご飯にはタレがうっすらとかかっているんですよ。
ふーん、みたいな感じで分かれになっていた鰻を載せていただいてら、なんと!ご飯の中にもう一列、鰻が敷かれていたんですよ!(証拠写真はご覧になりたい方だけContinue readingをクリックしてください)。
先ほどもちょっと書いたのですがタレが少し甘めなのが、キモ焼きには合っていたんですが、鰻には個人的に、もう少ししょっぱい方が好きなので…という感じでしたが、ビール1本と合わせて3700円というのは大満足ですかね。
あ、試合の方は残念ながら負けてしまいました。結果論ですが、1-1の状態から延長戦を睨んでいるのかな…みたいな時に李忠成に決勝ゴールを決められてしまったのが残念でたまりません。
それにしても試合終了後、愛野駅は入場規制が入るほどの混雑ぶり。
私鉄だとフレキシブルに臨時ダイヤで走らせるんですが、さすがに地域独占と東海道新幹線にあぐらをかいたJR東海、そんなきめ細かさはどこにもないようで、乗客に負担をかけまくり。サービス精神のなさは、JR旅客6社の中でもダントツで最下位でしょうね。
エコパで試合を見ることなんか、当分ないでしょうが、来年、もしエコパで試合があっても、あの地獄のようなラッシュと危険なホームの状況を思い浮かべるだけで、行く気が失せます。
ま、そんな感じで殺伐と帰ってきましたw
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