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October 30, 2008

『エンゾ・早川の体型大全』

Enzo_taikei_taizen

『エンゾ・早川の体型大全』エンゾ早川、自由国民社

 すっかり気に入っている《自転車屋であり、作家であり、イラストレーターであり、革命家でもある一介の天才》(p.98)エンゾ早川さんの本をご紹介するのは二冊目になりますか。

 いろいろと並行して読んでいてわかってきたのが、エンゾさんは早大スポーツ科学科を卒業後、平成不況の中で故郷福岡に戻ってスポーツクラブにバイトのインスラクターとして働いていたんですね。そこで、ハートレートモニターを使ったトレーニング方法を深めていった、と。だから、最初から自転車の人というより、フィットネス系の人なんですな。

Enzo_taikei_taizen_illustration

 で、この本は、なかなか本格的なトレーニングに踏み出せないでいるようなサラリーマンに対して「あなたの体はこんなに醜くなっているんですよ」「あなたの身のこなしはこんなにもみっともないんですよ」ということを教え、「こちら側」への第一歩を踏み出させようとする意図で書かれたんだと思います。

 エンゾさんの重視しているのはインナーマッスルと体幹なんでしょうね。腸腰筋とか胸鎖乳突筋とか中臀筋の大切とか、いろいろ書いていますが、それがイラストで示されると、エンゾ氏などの鍛えている人とペロンペロン歩きのサラリーマンの差は歴然で「なんかやらねば…」という気にさせられます。

 特にここの足首のあたりなんかはハッとさせられます。

 《人間は二足歩行のせいでタテ長なので、体高が低い四つ足動物よりも血液の環流に手間がかかる。それこそ野生動物よりもせっせと運動に励まないと、むだ水のたまった陰影のない足首になってしまう》《最悪なのは、運動不足から筋肉までもが退化した結果、もはや足首にたまったむだ水を自分の力で絞りあげられなくなってしまった状態である》《不自然に足首の太い"雨どいちゃん"は、比較的早い段階で学校体育を放棄してしまったコに多い。"かったるい"というだけで思春期にして身体活動からドロップアウトしてしまった彼女たちは、センスある足首をかたちづくるのに必要な筋肉を獲得する機会を失ってしまったのである》(p.32-34、一部アレンジ)

 しかし、この方はナルシストといいますか、自分の裸に相当、自信があるんでしょうね。

 人様にお見せできるようなカラダを持っていない身としては、ある意味そうとう羨ましいですw

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