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April 08, 2008

歌舞伎座百二十年 四月大歌舞伎

Kabukiza200804b_handbill

 今月は午前の部を見物しました。出し物は『本朝廿四考 十種香(ほんちょうにじゅうしこう じっしゅこう)』『熊野(ゆや)』『刺青奇遇(いれずみちょうはん)』。

 良かったのは長谷川伸作の『刺青奇偶』。勘三郎さんはこのお芝居が全ての作品の中でベスト3に入るぐらい好きだといっていて、息子の勘太郎さんによると「家を出るときから博徒の顔になってますもん」というぐらいらしいんですが、今回、特に素晴らしいなと感じて堪能したのは仁左衛門さんの演じる鮫の政五郎。

 この世の名残に女房に良い思いをさせたいと博奕に出かけ、難癖をつけたことから叩き出されてしまう半太郎(勘三郎)に、なぜそんなことをしたのかと聞くのが賭場の親分である鮫の政五郎(仁左衛門)。

 出から雰囲気抜群。

 立っているだけで貫禄十分。途中から座っても姿がいい。

 ワケを話せというが笑われちまうから話さねぇと居直る半太郎に「笑わねぇ」とひと言。本当に笑わねぇな、と念を押す半太郎に「俺は男だ」。

 紋切り型だけど、渋い…渋すぎる。

 この政五郎と正対する格好で観るためだけに、もう1回ぐらい西の桟敷席をとってもいいかな、と思わせるぐらい。

 にしても、このお芝居の主役三人の半太郎(勘三郎)、お仲(玉三郎)、鮫の政五郎(仁左衛門)は勘九郎さん時代にも同じ顔ぶれでやっているんですねぇ。あと、午後の勧進帳では富樫(勘三郎)、義経(玉三郎)、弁慶(仁左衛門)になるんですねぇ。いやー、深いです。

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