Chateau D'Armailhac[2004]
ボルドーの五大シャトーの中で、どれが今んところ好きかと言われれば、「んー、ムートンでしょうか」と答えてしまいます。
シャトー・ムートン・ロートシルトの柔らかさ、明るさ、くったくのなさというのはぼくみたいな素人にも理解できると思っています(こんなところが本当のワイン好きではないのかもしれませんが…)。
そのシャトー・ムートン・ロートシルトが所有しているシャトーの中では比較的、無名で手に入れやすいのがシャトー・ダルマイヤック(Chateau D'Armailhac)。
エチケットに描かれているバッカスはシャトー・ムートン・ロートシルトのワイン美術館に展示されているものがオリジナルとか。その愛らしい風情がダルマイヤックの性格をあらわしています。
メルローの比率が高く、熟成が早いためか柔らかな味わい。香りも抜栓してパッと立ちます。
さすがに「入り口は森だよ」とは感じさせますが、徐々に複雑になるということはありません。その点は確かに平坦。
でも、一緒に飲んだ人が「ポイヤックの明るさがする」といっていました。
平均樹齢は47年だそうで、五級に指定されていますが格上げも期待できそうです。
というか、好きだな、このワイン。肉料理でも軽いソースに合わせたい感じ。
リーズナブルなお値段で楽しめます。
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