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March 01, 2008

また今年も「審判が試合を決めるJリーグ」が始まった

 一応、タイトルが「本と酒とサッカーの日々」になっていますんで、たまにはサッカーネタを書かせてください。

 例年、この時期は花粉症がひどく、サッカー観戦もテレビ桟敷ですませてしまうことが多いのですが、今日の「ゼロックス・スーパー杯」も自宅で観ました。そして、イエローカードが11枚飛びかい、PKやり直しが3回(?)も行われる試合を観させられて「ああ、今年も"審判が試合を決めるJリーグ"が始まるのか」と絶望的な気分になりました。

 主審はなんと家本政明。

 06年9月に「一貫性を持ったレフェリングが出来ていない」という理由から研修を命じられて、結局その年いっぱい笛を吹かせてもらえなかった"名物審判"が、なんで新シーズンの幕開けを告げる天皇杯王者とリーグ王者の対戦という「ゼロックス・スーパー杯」の笛を吹くのか…最初から理由が分りませんでした。なんかJFAが家本主審に対して「一度はさらし者にしてすまんかった」ということで、帳尻あわせの意味で晴れ舞台を用意してやったのでしょうか?

 せっかくの地上波での放送試合なのに、この時点でほぼ台無し。サッカーに興味がない人がこんな試合をみさせられたら「サッカーって審判による採点スポーツなの?」といわれてしまいそうです。あるいは、少年サッカーの指導者などが、子供たちと一緒に観ていた場合、どうやって説明したらいいんだろう。

 とにかく、今日の家本主審は、久々の晴れ舞台に張り切ったのか、試合開始直後から得意のカード攻撃を連発。

 前半7分と12分に鹿島・岩政へ立て続けにイエローカードを出して退場させたかと思うと、こんどは前半33分と38分には広島・李に連続イエローでピッチ外へ送り出すという暴れっぷり。さらに鹿島・青木にもイエローを出して前半だけでイエロー5枚、レッド2枚。

 暴走列車は後半も止りません。不可解なジャッジで広島にPKを与えたかと思うと、久保のゴールをいったんは取り消して蹴り直しを命じる始末。家本の"お作法"通りにことを運ばないと、何事も認めないという、まさにピッチに君臨する独裁者状態でした。

 PK戦に入っても、いったんは3-3に追いつくことになった鹿島・曽ヶ端のスーパーセーブを取り消し、広島・佐藤寿に二度目のチャンスを与えて試合をエンディングに導きます。さらには試合が終わった後も、一連の判定に抗議した鹿島の曽ヶ端と中後、大岩にイエローを連発。大岩は2枚目となってJリーグの初戦、出場できなくなりました。

 判定に納得できない鹿島サポがピッチに乱入しましたが、少なくとも「気持はわかるよ」と思ってしまったぐらい。

 それにしても、今年もまたスタジアムに行って、審判が誰かを告げられる時「ジョージかよ…」「家本かよ…」となった途端、試合への興味が8割方吹っ飛んでしまうという、なんともやるせない気分を味わうかと思うとガッカリです。

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