ああやって中東勢には負けてきた
マナマ(バーレーン)で行われたワールドカップ・アジア3次予選で、日本代表はバーレーンに0-1という最小失点で敗れました。2位抜けが最終予選の条件なので、まだ余裕はありますが、やはり引き分けて欲しかったですね。80年代から90年代にかけて、日本代表は中東勢になかなか勝てなくて「中東の壁」とか言われていた時代を思い出しました。「ああやって中東勢には負けてきたんだよな」みたいな。
以下、雑感を書き連ねます。
・なんか全然、日本の方に点が入る気がしませんでしたね。最初は本当に放り込んでいくという試合のプランだったんでしょうか?クロスの精度が悪いことや、巻のところで収らないのは今始まったことじゃありませんが、前半はルーズボールをどうやって取るのか、あるいは山瀬を中心にミドルを積極的に狙うのかという絵が見えてきませんでした。
・本番で遠藤抜きで廻せるかを試したのかな?まさか…
・山瀬のミドルは本当に素晴らしいと思うけど、昨日みたいな試合が続くと、三振ばかりのホームランバッターみたいにベンチに下げられることも多くなるんじゃないかな。
・遠藤、俊輔と中村憲剛でボール廻していると、いつも憲剛のところでちょっとトラップが長くなったり、パスの精度が落ちたりするので、あの二人と比べると技術的に落ちるのかなと思っていたけど、一人ではなんもできませんでしたね。
・川口はドイツ大会のオーストラリア戦の時にはパンチングで失敗して、今回はキャッチにいって失敗したけど、まあ、しょうがないのかな…
・ベンチワークがわからなかったのが山岸入れて安田outにしたところ。一瞬、ケガかと思ったけど…。あの時点なら田代と玉田にFWを二枚替えなんじゃないのかな。安田も言ってたけど、「遠藤が入って、これからというところ」だったし、実際に攻撃面で効いていたのは安田と駒野だけだったので、疑問に残りました。
・スリーバックのうち本職が中澤ただ一人というのは、見ていて不安。
・バーレーンはDFはしっかりしているし、アラー・フバイルは決定力あるし、いいチーム。ナイジェリアから帰化したファタディもいい選手だった。あと、GKもよかったしバランスのとれた穴の少ない好チームという印象。イランにも勝ったみたいだし、中東ではサウジ、イラク、クウェートと並んで強豪国の仲間入りという感じですね。
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