使える200mmの打率は上がるか?RICOH R8
RICOHの大衆機といいましょうか、一番、売れ筋の価格帯に新たな機種が登場しました。
それまでのラインナップに付けられていたCaplioというシリーズ名をハズして、R8とまるでLeicaの一眼レフみたいな名前となり、プラスチッキーな印象の外観も一新。軍艦部には金属部品(?)を多用しています。
また、CCDが1/2.5型CCD(総画素数 829万画素)から1/2.3型CCD(総画素数1030万画素)に変りました。35mm換算での28~200mmという焦点距離は変らないので、レンズもそれにあわせてf=4.6~33mmからf=4.95~35.4mmとなっています。画像エンジン「Smooth Imaging Engine Ⅲ」は同じみたいですね。
ヨドバシカメラで価格は49,800円にポイントが18%つきますので、実質40,836円。
ということですが、1日だけ外に持ち出してのファースト・インプレッション。
1)R7にスクウェアモードを加え、液晶モニターが精細化(46万画素)されたぐらいかな…と思いましたが、実際に使ってみるとズーミングと起動が静かになっていますね。歪曲収差はソフト的に処理しているのでしょうか?スカッとした描写は好感もてます。
2)画像エンジンが同じなので当たり前ですが、暗い画像には弱いかも。モズク酢を撮った一枚ですが、R7とR8は同じようにシャドー部が潰れていますが、さすがにGRD2は自然な描写です(後で消しますが、アルバムにアップしておきます)。
3)全体のデザインはR7の軍艦部に一枚、金属板(?)を一枚載せたという感じですが、横幅もだいぶ大きくなっています。サイズは99.6(W)*55.0(H)*20.6(D、最薄部)が、102.0(W)*58.3(H)*22.6(D、最薄部)になっていますから。これはレンズが一回り大きくなったからでしょうかね。F値はF3.3(広角)~F5.2(望遠)と同じですね。ちょっとボケが美しくないのも似ていますがw
4)SDカードの挿入口から基盤が見えるつくりが同じで少しガッカリしました。R7は全体的に機能的なつくりだと思いましたが、ここだけは機能的というよりチープさを感じたところでしたので改善して欲しかったですね。
5)ただ、不思議なことに同じ電池を使っているにもかかわらず、向きが変っていました。どんな設計変更をかけたのでしょうか?ただしフタの開け閉めの部分は少しつくりが良くなっていました。まだ1日しか使っていないのですが、R7で非常に優秀だった電池の持ちが同じぐらいだといいなと思います。
6)グリップのゴムがGRDと比べるとちょっと滑ります。あまり値段は変らないと思うので、GRDと同じといいますか、Nikon F5と同じような感触のあのラバーを貼ってくれたらな…と思います。といいますか、どこかで、張り替えサービスとかやってくれませんかね…
7)ADJ.(アジャスト)ボタンはR7の方が使いやすかった。今回は高級感(?)を出すためか大きめのボタンに変更されていますが、太った分だけ今ひとつ十字に動かしにくい感じがします。個人的にマクロを多用するのですが、マクロモードにするのに時々、失敗するぐらい。
8)やはり、R7もR8望遠が魅力です。ただ、R7は打率が悪かった印象があります。これから使っていきたいと思いますが"当たる"確率が少しでも高くなっていればいいな、と思います。
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