Gaja Sperss
イタリアワインの帝王といえばGAJA(ガイヤ)。
詳しい方にご紹介していただいたのですが、ガンベロ・ロッソのワインガイド「Guida ai vini d'Italia 2007」でも年間最優秀ワイナリー賞はガイアだそうです。しかも「ガイドブックの20年の歴史の中で、最も高く評価されているのは、バローロなどを産出するアンジェロ ガイアのワイナリーで、20年間に41のワインがトレビッキエーリを獲得している」とのこと。素晴らしい。
去年はフラッグシップの Gaja Barbaresco しかも1989を飲んでいたので、今回はSPERSS。
アンジェロ・ガイヤ スペルス 1998(Angelo Gaja Sperss 1998)はガイヤが、セッラルンガ村に所有する自社畑でつくったワインで、ブドウ品種はネッビオーロ100%。
『神の雫』ではありませんが、まさに「入り口は森」。
ひとり高原の森を散歩している時に感じられるような、緑に包まれている上品な苔の香りが感じられます。元々、SPERSSはピエモンテではノスタルジーを意味するとのことですが、まさにそんな感じ。
グラスを傾けると、色は綺麗なガーネット。Barbarescoと比べるとやや淡いかな、みたいな。
味はBarbarescoの果実味がアグレッシブになった感じです。カシス、シナモンなどのニュアンス。
前も書きましたが、生産地のピエモンテはイタリアの北西に位置する州で北はアルプス山脈のスイス国境、西はフランスに接しています。
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