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August 07, 2007

FULL METAL JACKET, Blu-ray

Full_metal_jacket_blue_ray

 『フルメタル・ジャケット』は劇場でも見ましたが、その後レーザー・ディスク、DVDで発売されるごとに購入してきました。レーザー・ディスクは日本語版が発売されるのを待ちきれず、海外版を入手したことを覚えています。

 今回、PS3を入れたので、何を最初にブルーレイで観ようかと思いましたが、比較もできるので『フルメタル・ジャケット』を購入しました。といいますか、まだ、本当に観たい映画はあまりブルーレイ・ディスク化されていませんね。消去法で購入するのを選んでいたら、『フルメタル・ジャケット』になってしまった、みたいな感じです。

 画面は確かに美しいですね。同じ場面をDVDで観ると、増感現像したようなキメの荒さが目立ちます。このままブルーレイに慣れてしまうと、DVDの画質はやがて我慢できなくなってくるでしょうね。大したことではないのですが、字幕のエッジが特に鮮明なんですよ。これから新作がディスク化される場合、同じぐらいの値段ならBlue rayを買うことになるでしょうね。初回特典映像付き!なんてのは4~5000円しますからね国内のDVDは。

 また、『フルメタル・ジャケット』はけっこう逆光で撮っている場面が多く、そうした場面では太陽や光源(燃えさかる炎)などがレンズ内で反射して結構、盛大にフレアやゴーストを発生させていたのですねぇ。ブルー・レイ化で洗い張りされたように鮮明になったことで、内面反射が気になって初めて分ったことなのかもしれません。これは意外でした。

 『フルメタル・ジャケット』が日本で公開されたのは1988年3月。ビデオとレーザー・ディスク化は80年代後半、DVD化は90年代、そしてBlue-ray化は2006年。この間、音はDolby Digital 5.1が当たり前になり、解像度も上がってきました。この手の進歩は無批判に喜ぶたちなので、嬉しい限りです。メディアが新しくなれば、そのたびに新しい発見もありますしね。

 映画を劇場で観た後は原作も読んだんですよ。『フルメタル・ジャケット』高見浩訳、角川文庫も印象的だったので、原書の"THE SHORT-TIMERS", GUSTAV HASFORDもペイパーバックで購入しました。原作は「銃剣の魂」「殺害戦果」「歩兵たち」の3部構成ですが、映画は「銃剣の魂」と「殺害戦果」の半分程度までしか描いていません。残りは読んでのお楽しみですが、映画と同じように再び《捜したくないものを捜して》行進する歩兵が待ち伏せ攻撃を受けることになります。

 しかし、こう書くと時代を感じますね。"THE SHORT-TIMERS"は確か丸善で買ったんですよ。当時はAmazonなんてのもなかったですからねぇ。。"THE SHORT-TIMERS"は置いていりましたが、もう少し専門的な"洋書"が欲しくなったら、取り寄せて貰い、到着まで2ヵ月ぐらいは待たなければなりませんでした。便利になりましたよね…。

 最後に、映画 『フルメタル・ジャケット』で強烈な印象を残したハートマン軍曹を演じたLee Ermeyは今でも公式サイトがあるぐらい人気者だというのには驚きました。02年5月には一等軍曹にも名誉昇進したそうで、いかにこの映画での演技がどれほどすごい影響を与えたのか、ということなんでしょうね。

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