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June 09, 2007

「銀座佐藤養助」のせいろ二味

Sato_yosuke1

「銀座佐藤養助」 中央区銀座6-4-17 03-6215-6211

 つい最近、グルメの師匠と私淑するさくまあきらさんの日記に載っていて、写真があまりにも美味しそうだったので、さっそく行ってきたのが銀座・佐藤養助。泰明小学校の近くといいますか、旭屋書店の並びの裏通りのビルの1F。11:30の開店と同時にガンガン席が埋まっていく感じで大人気でしたね。

 稲庭饂飩のルーツは稲庭吉左衛門という佐竹藩のお侍さん。現在は製法を伝えた稲庭吉左衛門直系の店と、もう一家、製法を伝えた佐藤家の流れをくむ佐藤養助商店。その歴史は寛文5年(1665)にさかのぼるといいます。

 こうした流れを最初によませていただいたこちらの文章が名調子です。素晴らしい。
 
 頼んだのは醤油とゴマの両方のタレが味わえる二味せいろ。いっぺんにふたつの味わいが楽しめる基本メニューだそうです。しかもランチタイムなので大盛でも1250円とお得。さらに、とりめし付(サービスなのでなくなり次第終了とのこと)。

 さくまさんは、醤油タレの方が美味しいとのことでしたが、ゴマダレもちょっとずつ生姜を加えていくと味の輪郭がクッキリしてきてサイコーでした。ちょっとした甘さの中にピリッとした感じも加わって素晴らしい。

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 うどんは、この通りのピッカピカ。なんとも清涼感はあるし、ツルツルで、いくらでも喉に入る感じ。

 ランチについてくる、とりめしは絶品。さらには白菜のおしんこの味わいも深ければ、いぶりガッコなどは悶絶するほどの旨さ。

 ただ、壁面に細い稲庭饂飩を模したスクリーンウォーターの仕掛けがあるのですが、音がややうるさい感じ。単にガラス面に水を流した方がよかったと思う。改装の際にはぜひ。

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