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June 18, 2007

リーガの優勝は夏祭り

 リーガのチャンピオンとなる可能性のある3チームが日本時間の今朝4時から対戦、それをWOWOWがデジタル枠3チャンネル全てを使って生放送してくれました。いやー、久々ですねぇ、こんな手に汗握る第38節は。

 レアル・マドリーは勝てばそのまま優勝。それを勝ち点差なしで追うバルサは20分、35分、38分と立て続けにジムナスティックから点を奪い、後はレアルが引き分け以下となるのを待つばかりという展開。セビージャはこの時点で優勝の可能性はほぼなくなっていました。

 そのマドリーですが、なんとマジョルカのバレーラに17分に先制点を入れられてしまうという苦しい展開。ここまでホームではわずか、勝ち点40しかあげられていないマドリーは、なんと、サンチャゴベルナベウの電工掲示板から試合の残り時間を消すという作戦に出ます(ちなみにバルサとセビージャは共にホームで勝ち点47をあげています)。バルサが大量点で勝っている以上、目の前のマジョルカに勝たなければならず、それなら残り時間など気にせず戦え、ということなんでしょうか。

 しかし、攻めても攻めても跳ね返される。

 ヨーロッパ得点王まであと1点と迫っていたファン・ニステルローイが足を痛めて前半で交代するという苦しい展開の中、唯一、可能性を感じていたセルヒオラモスを狙ったベッカムのFK、CKも左足を痛めているためか後半になると浮き始めます。しかも、どフリーの体制で2点目をバレーラに決められそうになっていまう。あのシュートが10センチ内に入っていたら、その時点でマドリーはほぼ終わっていたのではないでしょうか。

 ところが、ここからカペッロマジック。ベッカムに代えて投入したレジェスがするどく詰めて同点。さらに、35分にはCKからディアラがヘッドで逆転。この時点で、スタジアムは歓喜のウズ。この展開でまさか同点、逆転は許さないだろうな、とは思いつつ、意外にも最終節での決着に弱いんだよなマドリーは…と思っていたところに、レジェスのミドルが炸裂して3点目。こうなるとスタジアムにかけつけていた全仏テニスの王者ナダルなども感極まって泣いている状態。

 試合終了が近づくにつれ、カンピオーネの歌声も高まり、サンチャゴ・ベルナベウの雰囲気が最高潮に達している時、バルサはどうなっているのかな、とザッピングしてみると、まるで1次リーグ敗退で敗退した1998年のフランスワールドカップの時のような状態。最終戦にバカ勝ちしたものの、スーパーイーグルス「ナイジェリア」に叩きのめされた初戦が響いての敗退となった試合。あれを思い出しました。

 リーガの38節はヨーロッパの主要リーグでは最も遅い時期に設定されています。もう季節は夏。マドリーの優勝セレモニーはこれでクラブを去るベッカム、ロベルト・カルロスへのお別れもあって、お祭りが最高潮に達すると同時にその寂しさも感じるような、最高の優勝決定の瞬間でした。

 あ、あとビルバオの残留が決ったのもよかったですねぇ。

 来年のこの時期はヨーロッパにいたいなぁ。もちろん、2週間前はトリノでw

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