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April 29, 2007

「三嶋亭」のオイル焼き

Mishimatei_fillet

「三嶋亭 本店」 京都市中京区寺町通三條下ル櫻之町405 075-221-0003

 28日はFC東京が神戸で試合があるというので、せっかくだから、京都に寄ってきました。尊敬するさくまあきらさんのゲームの新作『桃太郎電鉄DS TOKYO & JAPAN』が発売された直後ということもあり、さくまさんが愛してやまない三嶋亭のオイル焼きでも食べてこようか、というわけです。

 GW中でしたが朝、早い新幹線はまだ切符はとれます。グリーンだけでしたが…。最近、良い列車はグリーンから売りきれると思っていたので意外な感じ。家族揃ってでかけるとなると、グリーンというのは負担になるから、ハイ・シーズンは比較的取りやすいんでしょうか。

Kakinoha_sushi

 ということで、朝食もとらずに出てきたので、柿の葉寿司を軽くつまむことに。焼き鯖とあぶり鮭のお寿司が柿の葉にくるまれています。ビールをお供にひとりで3つぐらいいただければ、ちょうど良い感じ。後は新横浜から京都までうつらうつらしながらでも、たった2時間3分でついてしまうのですから、700系のぞみは素晴らしい。

 京都駅に着いたのは9時23分。エキナカの歓光案内所はゴッタ返していましたが、無料の地図をゲットして、いざ街中へ。

 最初はイノダコーヒーでモーニングでも…と思ったのですが、柿の葉寿司をつまんでしまったので、少しは腹ごなしに歩こうかということになり、「三嶋亭」のある錦市場まで歩くことに。

 京都駅を出て、烏丸通りを御所の方向に北上し、東本願寺をサクッと見た後、五条通を鴨川沿いに向かって東進。河原に降りて鴨川に連なる川床をながめながら木屋町通りをの抜けて寺町京極から錦市場に入り、ブラブラと京の台所をながめつつ、11時半の開店と同時に予約を取った「三嶋亭」に突入、オイル焼きをいただいてしまおうという完璧なプラン。

Kamogawa

 東本願寺は徳川家康が土地を寄進してつくれたましたが、鎌倉仏教なので、まだ"生きている"信徒が多くいるため、拝観料などは取られません。これは堀川六条の西本願寺も同じだと思いますが、当日も帰教式(門徒が浄土での本名を授かる式)が結構、盛大に行われていましたね。

 ということで、鴨川まで。当日の朝は日なたを歩くと汗ばむぐらいの陽気。河原に降りると犬の散歩をしている地元の人たちとすれ違います。ちょうど鶴清のあたりから降りられます。川風に吹かれての散歩は心地よかったですねぇ。いつか、川床で鮎なんかもいただきたいと思います。

Kiyamachi_cafe

 ということで川沿いを五条から四条まで一条ぶん歩いて再び河原町通りに復帰。木屋町通りを北上します。途中、高瀬川(?)のせせらぎ沿いにうっとりするような喫茶店を発見。cafe yoshikoいつか、ここでコーヒーを飲みたいなぁ、と激しく思いました。川面には桜が散って美しい一反の帯のよう。風情あるわなぁ、みたいな。

 阪急百貨店の対面にある寺町京極から、とりあえずは「三嶋亭」の位置を確認しておこうか、ということで、さらに北上。京極通の途中にあるスタンドバー、その名も「スタンド」に激しく心惹かれます。素早く、ここでビールを一本飲んでしまいたい、というココロの底からの要求を厳しく上位自我で抑えつつ、写真だけは押さえることに。フライ類とかオムレツとかで軽く一杯やりたいですなぁ。

Mishimatei_case

 アーケードの中のお寺さんなども押えつつ、さらに北上。ついに「三嶋亭」へ。これが大晦日の夜、家族団らんの食卓で囲むすき焼きの肉を求めて、京都中の人たちが数時間の待ちもいとわず行列する「三嶋亭」なのか、と感慨ひとしお。本日の奉仕品が100g708円なのに驚きつつ、店の外にディスプレイされた100g2940円のリブロースに一愕を喫していると、店の中には100g6300円のリブロースやさらには値札のついていない明らかに時価の特選リブロースまで鎮座ましまているではありませんか。いやー、いつか、このA5級SA+みたいな特選リブロースをいただきたいもんですなぁ。

 と昼飯の期待を膨らませつつ、錦天満宮までバック。錦市場をブラブラ歩きます。

Nishiki_ichiba

 ちょっと手を加えてお総菜にしてある魚屋さんとか、いっぱいあって、こんなところがあれば、家に帰って炊きたてのご飯とお味噌汁さえあれば、みたいな生活も楽しいだろうな、と想像の翼はどこまでも広がります。

 かね松の京野菜も全部素晴らしい、みたいな。人参菜、わらび、万願寺とおがらしなどなど。すべてが輝いています。ええなぁ。

Asabori_takenoko

 かね松は撮影禁止だったので別なところで見つけたのですが、朝堀筍がなんとひと籠1万2000円、1万5000円、2万のまである。いやー、こんなので筍のお刺身をいただきたいです。

 後はお土産と自宅用のちりめん山椒や珍味類をポツポツ買いながら歩きます。

 帰りに有次の包丁なんかもながめつつ「三嶋亭」へ。

Mishimatei_tsuboniwa

 予約していたら個室をとっていただいたので、靴を預けて二階へ。と思ったら、個室があるのは1階なのでグルグルと階段を下ります。通された部屋は、もう、いかにも京都みたいな。坪庭というか、小さな滝まである。まさに市中山居、みたいな。

 肉はサーロインかヒレ。もちろんふたつ頼みます。これをおろしポン酢か塩でいただくのがオイル焼き。

 お肉は箸で割ける柔らかさ。

 しかも、マイナスイオンあふれるお庭に面した個室。

Mishimatei_koshitsu

 こんな贅沢はありません。

いい休日でした。

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