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April 15, 2007

新錦之助と幕乃内

Kabukiza_bento

 歌舞伎座の四月興業は信之助改め中村錦之助の襲名披露。

 見物したのは夜の部で、桟敷席をおごってしまいました。初桟敷です。

 歌舞伎座はつくりが古いので、ちょっと体の大きい人間にはツライ椅子しかありません。ということで、ゆっくり座椅子に座って、足を投げ出して見られる桟敷席はありがたい限り(しかも、1等席と2000円しか違いませんしね)。

 実盛物語は仁左衛門さんのスカッとした演技を堪能しました。

 口上は萬屋一門の錦之助復活の喜びが伝わってくるような感じ。

 その口上の途中で個室のドアが開き、弁当が届きます。ということで幕間にはお楽しみの幕乃内を堪能しました。本当は襲名披露の一筆箋が付いている記念のお弁当にしたかったんですが、それは地下に食べに行かなくてはなりません。せっかくの初桟敷なので、座敷でゆったりといただきたかったので、これにしました。次は寿司弁当か吉兆の弁当をいきたいと思います。

Kabukiza_kinnosuke

 角力場は師匠の富十郎さんとのやりとりになりますが、富十郎さんの雰囲気、所作すべてがしなやかでありながら重厚。信之助改め錦之助さんも決まっていました。

 魚屋宗五郎は勘三郎さんに酔いました。なんか本当に200年ぐらい前の魚屋の若旦那が出てきたみたいで、勘三郎さんは、時代を一瞬にして超えてしまうといいますか、自分の周りの場を変えてしまうパワーを持っている役者さんです。時蔵さんは今、しっかり者の女房といった役柄を演じさせたら最高ですね。

 五月の歌舞伎座は「團菊祭」。天覧歌舞伎百二十年記念の歌舞伎十八番勧進帳(かんじんちょう)が團十郎、菊五郎によって演じられます。だから、午前の部に行こうかな、と。今から楽しみです。

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