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April 27, 2007

桃鉄発売日なのでさくまさんの<おすすめのお店> に行くか

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「福蘭」 東京都渋谷区神宮前3-39-4 3405-7803

 4/26はDS版の桃太郎電鉄の発売日。グルメの師匠として私淑しているさくまあきらさんの最新作となれば、即ゲットしなければ。

 ついでに、発売を記念して<おすすめのお店> にも行ってしまおう、というので会社の帰りに友人と待ち合わせて行ったのが「福蘭」。

 なにせ『千と千尋の神隠し』のトンネルを抜けた世界にあったようなお店、とのことなので期待は膨らみます。そんなお店が青山のキラー通り(この名前好きくないですw)にあるんですから、それは行かねば。

 しかも、大の男が二人で行って、ビール2本と餃子に焼売、雲呑(麺なし)、タンメンだけでお腹いっぱいになって大満足で帰ってきました。さすがです。

Fukuran_gyoza

 最初に出てきたのが餃子。

 お店のおばちゃんが熱した中華鍋の油の海に次々とナニかを放り込むのをカウンターから見ながら「ん?鶏の唐揚げかな?」と思ったら、それが、なんと餃子でした。好い加減に揚がったら、油は漉し器を通して容器に戻し、油も多少残った中華鍋に今度はスープを投入して餃子を炒めはじめるではないですか。で、フィニッシュ。

 大して食べ歩いているわけではありませんが、こんなタイプは見たことありません。

 で、食べてみると、絶妙に油ぎっていて旨い!この感覚、久々でした。焼き餃子よりも当たり前だけどボリュームがあって、なんか全体的にしっとりしている。タレはお店の方で用意してくれたのを出してくれるのですが、ショウガをきかせたタイプ。それに合うんですな。

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 次に出てきたのが『千と千尋の神隠し』でお父さんとお母さんが食べまくった崩れた中華のような焼売。

 あのシーン印象的ですよね。神である料理人の姿が見えず、その許可を得ないまま「カネはあるしクレジットカードだってあるんだ」とむさぼり食う両親。ジブリのアニメはちょっと説教臭いところも鼻につきますが、あのシーンは何かに取り憑かれたようにむさぼり喰う両親のあられもない姿と、見たこともない中華の品々に目がいくためか、絶妙に説教臭さを回避しながら、リソースを消費しまくる人間社会の姿を批判していたように思えます。

 んなことはまあ、いいんですが、どうです、このなんともいえない爛熟ぶり。

 でも、微妙に箸でつまめるぐらいの個体感は残っているところが偉い気がします。

 シイタケがけっこうポイントとしてきいてます。

 これも同じタレでいただきました。

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 次に頼んだのは雲呑。

 ドンブリでは雲呑が下に沈んじゃっていたので画にならず、小鉢に取りわけました。その写真がこれ。

 小ぶりなタイプで食べやすい雲呑でした。

 また、スープが意外に後をひくというか、どんどん飲めちゃうんですな。

 本当にしっかりとした中華スープです。

 これが餃子が旨い理由なのかも。

Fukuran_tanmen

 最後にいただいたのはタンメン。

 鍋に継ぎ足し、継ぎ足しでキャベツ、シイタケその他タンメンとなるべき野菜を入れて煮込んでいて、注文が通されると、茹で上がった麺の入った丼の上から注ぎこむ、というシステム。

 ポイントは半熟卵でしょうかね。

 ちゃんと半熟になるようにこれだけは注文してからお鍋の中で茹でてくれます。

 半熟のできあがりのホヤホヤを入れてくれるワケですから、当然、旨い、と。だから全然、手を抜いているわけではない、と。

 キャベツの固いところがフランス料理のコンソメでやわらかく煮られたような味を出してくれています。甘~い!。

Fukuran_shumai

 フト、隣をみると50台なかばのいかにも「福蘭のプロ」といったサラリーマンっぽい方が、ひとりの宴を麺で締めようとしています。この方は、やおら餃子のタレを持ち上げると、ラーメンの上から全部かけてしまいました。

 こういったのを見逃す手はありません。さっそく、とりわけたタンメンにかけてみると、味が変わって二度おいしい。いやー、「福蘭」は全メニュー制覇したいお店です。

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 あ、最後に、桃鉄DS、サイコーですので、みなさんもどうぞ。「世界が桃鉄のように平和でありますように」という9.11の後につくられた桃鉄のエンディングに載せられたメッセージが忘れられません。

さくまさんは、いつもこんな風に<おすすめのお店>の店を紹介してくれます。

<おすすめのお店>
「福蘭」
住所:東京都渋谷区神宮前3-39-4
電話:03-3405-7803
営業時間:18:00~22:00
定休日:日・祝。
おすすめ:シュウマイ、餃子。

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Comments

あとは豚足ですよ!
すぐに出てくるので(寸胴から皿に盛って切るだけ)、ビールで豚足喰いながらギョーザを待つ、ってのがこの店での僕のいつもの手です。
たぶん「豚足と野菜を煮込んでいる寸胴のスープ」と「ギョーザのたれになっている醤油系合わせ調味料」の2つが全てのベースで、タンメンのスープは前者のみで、ワンタンのスープは2つを合わせて、それぞれ作っていると思います。すごくシンプルなやり方。
ただ、麺類は僕の口にはいまひとつ合わないかな、と。

Posted by: pleo | April 27, 2007 at 10:29 AM

pleoさん、どーも!あ、豚足ありましたねぇ。寸胴に入っているんすかぁ。
注文すりゃよかったなぁ…次には絶対、注文します!

Posted by: pata | April 27, 2007 at 10:37 AM

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