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February 13, 2007

「神代庵」の天ざる

Jindai_an_soba

「神代庵」 宮崎県高千穂町大字三田井 0982-72-4601

 一度は行ってみたかった高千穂に行ってきました。FC東京が都城でキャンプを張っているのを連休を利用して応援してきたのですが、鳥栖との練習試合を観た後、どうせなら…と思って、けっこうな時間をかけて高千穂まで足を伸ばしました。

 吉本隆明さんがどっかで書いていたと思うのですが、日本は今、全国どこでも同じような町になってしまいましたが、たぶん高千穂だけは違う、と。11月から2月にかけて村人みんなでずっとお神楽を夜通しでやっているようなところは他にない、と。まるで、お祭りが生活の中心であるような、インドネシアのケチャにも通じるような深さをもっている、みたいなのを読んで、ああ、そんなところに行ってみたいとと思っていたのです。

 初高千穂の感想はまだ混乱気味なので後でゆっくり書こうと思っていますが、まだ気温が零下に下がる朝、櫛触(くしふる)神社の参道をひとりで登った時の静謐に満たされていくという感じは、ちょっと下界では味わえないものでした。もう一度、行きたい。強く、そう思いました。

Jindai_an_tempura

 とはいっても、昼時になると腹がキチンと減ってくる唯物論的な小生でありますから、何を喰うかという計画は立ててありました。最初は焼酎でも飲むかと思いましたが、なぜか、その気がなくなっていたので、蕎麦ならここ、と決めました。

 その名も「神代庵」(じんだいあん)。

 注文を受けてから打ち、茹で立て、しめ立てを持ってきてくれます。このため、まず連絡してからご来店を、という蕎麦屋さんです。

 看板というか「神代庵」と書いた大きめの表札のようなものが出ているだけだし、そこから、旗竿のような敷地を通って店をみても、完璧な民家だし、この時点で相当、期待値は高まっています。

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 一本、つゆにもつけずに噛んでみると、ひきぐるみの蕎麦の強い香りと味が伝わってきます。そのまま、つゆにつけず、1/4ぐらいたぐってしまうほどの旨さ。しかも、田舎そばなのにツルツルとした絶妙のノド越し。竹やぶみたいな蕎麦、といえばわかりやすいでしょうか。

 山菜を中心とした天ぷらも美味しゅうございました。

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