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January 11, 2007

『「玉砕総指揮官」の絵手紙』

Kuribayashi_letters_1

『「玉砕総指揮官」の絵手紙』栗林忠道、小学館

 祝!キネ旬ベストテン1位、2位というわけではないのですが、クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作のネタ本ともいうべき『「玉砕総指揮官」の絵手紙』栗林忠道、小学館を読んでみました。

 どうしても旧日本陸軍はゴシック的というか東洋的ファナティズムに満ちた集団というイメージが強かったんですが、超エリートともなれば、こんなに柔軟な思考の持ち主もいたんだ、と改めて感じ入りました。

 広いアメリカの田舎道をドライブする楽しさ、NYの摩天楼の機能美に圧倒される感受性、そして日本にいる家族への暖かな目線。どれをとっても感動的です。「唐もろこしか、又じゃが芋、豆か。よく何時も同じものを食べさせるな。これを考えると、日本人の食事は相当贅沢なもんさ」(p.159)なんてあたりもいい。

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