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January 12, 2007

横浜の蕎麦屋で憩う

Rikyuan_itawasa

「角平」 神奈川県横浜市西区平沼1-36-2 045-321-4341

「利休庵」 横浜市中区真砂町2-17 045-641-3035

「九つ井横浜店」 横浜市西区北幸2-6-26 H1横浜ビル地下 045-313-9110

 年末年始、なんかずーっと昼間っから蕎麦屋さんで一杯やっていました。運動不足の解消がてらコートを着て、テクテク歩いていつもの席につく。馴染みの店員さんに「お酒」と頼む時の嬉しさったらありません。

 だいたい昼間っから堂々と飲めるのがいいですよね。といいますか、年末は

・遅く起きる
・本を読みながら朝風呂
・ビール
・昼食の時分を外して蕎麦屋の暖簾をくぐって手酌で一杯

 というのが基本の自堕落な日々を送っていまして、ふと、「もし、いまリタイヤメントしたら、こんな毎日を送るのかな」なんて思ったこともありました。

 しかし、日本のお蕎麦屋さんのおつまみメニューはつくづく最強だと思います。こんなの世界中探したってありません。パリやミラノのカフェやバールでワインを飲んでも、歩き疲れたので一休みという感じなんですが、日本の蕎麦屋さんでは、もう飲むこと、それ自体がリラクゼーションになるといいますか、たぶんアタマんなかを検査したからアルファ波出まくりの状態だと思います。

 住んでいるところは横浜なのですが、憩える蕎麦屋をなん軒か確保できたというのは本当にラッキーだと思います。

Kadohei_sobamiso

「利休庵」のいたわさ

 ということで最初のは「利休庵」のいたわさ。

 蕎麦屋でいたわさ。基本です。

 「利休庵」は丸うのをつかっています(上小板なのかな?)。美味しいかまぼこっていのうは本当にしみじみおいしですよね。お正月には友人が必ずずっしりした鈴廣のかまぼこを送ってくれるのですが、おせちの中では最初になくなりますもん。

 玉子焼き、わさびも添えられていて、もう一品料理のような存在感。完成度高いです。

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「角平」の蕎麦味噌

 蕎麦味噌は熱燗というかぬる燗の友ですね。本当は冷酒が好きなんですけど、角平では蕎麦味噌を嘗めたくってぬる燗を頼むこともあります。

 甘口が嬉しいけど香ばしくもあり、嘗めるだけでなくプチプチ口の中で潰れる感触も楽しめる。そんなこと全部が食べること、飲むことに対する神経を活性化させてくれる。最初のお通しにはピッタリですね。

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「利休庵」の焼き海苔

 「利休庵」で焼き海苔を頼むと、専用の箱にいれてもってきてくれます。小皿だと、はずみでお酒がこぼれたりしたらパリッとした感触がなくなってガッカリですから、こういう親切はありがたい。

 いい感じにパリッと焼けた海苔を一枚くるんで、お醤油にちょびっとつけていただくと、口の中に磯の香りが広がります。

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「角平」の牛煮つけ

 いたわさ、焼き海苔では、せいろをたぐるまでお腹がもたないことがあります。

 そんな時にはカツ煮もいいけど、「角平」の場合、牛煮つけも捨てがたい。

 生卵もついてきて、さっとといた卵に煮つけをくぐらせていただけば、なんかひとりでスキヤキをやっているような豪勢な気分を味わえます。甘辛く煮られたタマネギもアクセント。

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「利休庵」のこかぶのサラダ

 「利休庵」のおつまみは上品さが特長でしょうか。どうです、このこかぶのサラダの清楚なお姿。

 器が落ち着いた色で、下にしかれた葉がグリーンになり、パプリカの黄色なども散らされていった上に、真っ白なこかぶが真っ白なドレッシングをまとってのっけられています。この配色の見事さ。素晴らしいですね。

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「角平」の大葉巻

 「角平」にもちゃんと清楚なおつまみは用意されています。それが大葉巻。

 モロミが巻かれた大葉は、さっき採られたばっかり、という感じの新鮮さ。目も喜ばせてくれます。

「九つ井」のはまぐり酒蒸し

 さいごに「ここのついど」もご紹介。ここの蛤の酒蒸しはよかった。

 黄金色のスープがみごとだし、しかもたっぷり。そのスープは片口から別な小鉢に移していただきます。台抜きもそうですが、スープを飲みながらだとあまり酔わないというのも蕎麦屋で飲む一得でしょう。

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