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August 19, 2006

『一日30分でわかる外貨“FX”投資』

Fx

『一日30分でわかる外貨“FX”投資』竹内淳、角川ONEテーマ21新書

 安易なつくりの新書が増えているは、ぼくも含めて、あまり人文書の単行本を読まなくなってきているからなのかもしれませんが、とにかく創刊ラッシュが続いています。そんな中でちょっとビックリしたのが、角川のONEテーマ21新書。

 ちょっと前までは外貨どっとコムで「入会すればタダで差し上げる」キャンペーンが行われていまして、そのマーケティングにも驚いたんですが、なにしろテーマがすごい。レバレッジを高くした外貨投資は、株式の信用取引みたいで丁半博打みたいなもんだと思うんですけど、そんなのを堂々と、しかも取扱会社も含めて宣伝しちゃうんだから驚きでした。

 もちろん、マージンコールとロスカットでリスク管理しましょうとか、取引する会社は「2WAYプライス」(買いと売りの両方のレートを提示すること)を採用するところを選びましょうとか書いてありますけどね。

 ぼくが古いからなのかもしれないけど、こうしたリスクの高い金融商品を薦める本を、しかも取引会社のPRのような本を(株価どっとコムの取引の流れを画面を追って説明してるし)、角川みたいな老舗の版元が出すのには一愕を喫しました。

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Comments

これはカスタム出版ですね。

Posted by: yasuzoh | August 22, 2006 at 02:24 PM

なるほどぉ…で、新書でやるところが販促というか反則である、と
ちょっと角川さんの感覚疑っちゃうな…
次は『一日30分でわかる小豆相場』とか出したりしてww

Posted by: pata | August 22, 2006 at 02:37 PM

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