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July 19, 2006

『GRデジタルワークショップ』

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『GRデジタルワークショップ』田中長徳、エイ出版社

 チョートクさんのカメラ本を買うのは何年ぶりだろう。あの「カメラジャーナル」が静かな人気を博していた頃、チョートクさんのライカ本にだまされて何台のカメラを買ったろうか。結局、いま銀塩で手元に残しているのはNikon F, F2, F3とFM2の4台だけになった。

 デジタルカメラは蘊蓄を語れない。「M3の梨地が」とか「M2のオリジナルブラッペイントのアタリからみえてくる地金の色」だとか、グッタペルタの剥がれ具合がどーのこーのといった話だ。せいぜい、この本でもそれらしきことが語られているのは、GRDのボディに張られたNikon F5並に手が滑らないゴム素材ぐらい。

 つまりGRDといえどもりチョートク先生の語りが生きる対象ではないわけだ。

 わざわざパリに撮影に行ったのはブレッソンにGRDを持たせたかったからだと書いているのも、なんかうら寂しい。一番いいと思ったのはS連射で撮影された自転車に乗った人の写真ぐらいだった。

 改めて思ったのは1/1.8サイズのCCDの小ささ。こんな素子に全てが託されているのか…とため息をつきたくなるように5.2*6.9mmのサイズ。

GRDを持っている方は立ち読みする分にはいいかもしれない。

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