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May 04, 2006

「雲樓」の牛肉カレー掛け御飯

Unrou_curry_1

「雲樓」 中央区京橋2丁目7-9 03-3561-6390

 李賀の詩「夢天」に雲樓という言葉がでてきます。岩波文庫の『李賀詩選』p.36-の解説によると、この詩は《月世界に身を置いて、下界のさまを眺めやることをうたう》もので、雲楼は《雲の峰を月宮にたとえていったものと解する》とのこと。

「夢天」(天を夢む)
 老兔寒蟾泣天色 老兔(ろうと=ウサギ)と寒蟾(かんせん=カエル)は天色に泣き
 雲樓半開壁斜白 雲楼は半ば開きて壁は斜めに白し
 玉輪軋露濕團光 玉輪は露に軋(きし)りて団光(だんこう)湿う
 鸞珮相逢桂香陌 鸞珮(らんばい=鳥の飾りの帯をつけた仙女)は相逢う桂香の陌(みち)
 黄塵淸水三山下 黄塵、清水、三山の下
 更變千年如走馬 更(あらた)まり変わる千年は走馬の如し
 遙望斉州九點煙 遥かに望めば斉州(せいしゅう)は九点の煙
 一泓海水杯中瀉 一泓(いちおう)の海水、杯中に瀉(そそ)ぐ

 ということであまりにも五目肉焼きそばが旨かったので、再び、扉を開けて待っていてくれる雲の高殿に赴くことにしました。

 雲樓のプロたちのご意見を拝聴すると、五目肉焼きそば、セロリチャーハン、カレーのローテーションでまわす方が多いということで、本来ならば次はセロリチャーハンなのですが、なぜか当日はカレー腹になっていたので、カレーに。正式には牛肉カレー掛け御飯とメニューには書いています。

 ルーの色は懐かしい感じの黄色。形の残ったタマネギも家庭的。大量に載ったグリーンピースが色鮮や。ICYDOGさんやじじーどるさんの御説に従い、たっぷりと自家製豆板醤を添えたのがこの図。

 郷愁も感じさせるし、どこか最先端のハイブリッドな感覚もあふれている。

 まず肉をつまんで豆板醤で喰えば…。やっぱり旨い。というか、これまでこんな味喰ったことないぞ的なコーフンがわき上がってくる。

 インド風でもない、欧風でもない、ましてや和風でもない。それらすべての要素を高い水準でいいとこ取りしたら奇跡的にうまくいってしまいました、みたいな味。

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Comments

蕎麦屋のカレー同様、スープベースがあるところのカレーはおいしいですよね。カレー粉は煮込み系ではなく、毎回スープで溶いて香りを重視していると思います。ふんわりしたロース肉がまたうまいでしょ。

Posted by: icydog | May 04, 2006 at 07:53 PM

icydogさん、コメントありがとうございます!

>ふんわりしたロース肉がまたうまいでしょ。

しばし、豆板醤をつけて没頭しましたwwあれ、薄く衣をまとわせていますよね?卵白かな…。それが、また絶妙で…。うう、また喰いたくなってきましたww


Posted by: pata | May 04, 2006 at 07:59 PM

や○○うさんも素早かったけど、pataさんも2回目が早いですね!

いつか平日の12-13時においでになることがありましたら、ぜひお付き合いさせていただきたく。
ビールは付き合えませんが。

Posted by: pleo | May 05, 2006 at 05:38 PM

りょーかいしました!
来週にでも!

Posted by: pata | May 06, 2006 at 10:05 AM

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