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March 04, 2006

「カフェ トロワグロ」の3月のランチコース

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「カフェ トロワグロ」小田急百貨店新宿店ハルクB2F 3342-1111

 えー、すっかり「カフェ・トロワグロ」にハマッています。つか、あまりフレンチのランチとか行かんけど、写真映りはいいしPetit Pointのランチなんかも紹介させていただこうかな、なんて思っているほど。

 「カフェ・トロワグロいいんだわ」というのはあちこちで云いまくっているんだけど、知り合いの料理人が「まあ、今はフレンチ受難の時代だから、カフェというスタイルで出すというのは正解かも」と語っていたのが印象的。元々、日本人はこってりした料理は苦手(トロワグロといえば、伝統的な濃い味が持ち味だし)。しかも、何本も高いワインを抜栓して…みたいなバブル時代みたいな余裕ありまくりの客はそう期待できない。

 そうなれば、高い食材を使い、高い場所に店を出すよりも、回転の効くカフェみたいなスタイルから入っていって、様子を見るというのはいいんじゃないか、というのだが、どんなもんなんだろう…などとつまらぬことを考えているウチに、3月のランチコースの前菜が運ばれてくる。

 皿の下、左右に配されているのはグレープフルーツ。ただし、左はルビー。サラダをいただく前に爽やかな甘さと酸っぱさで、口と胃の中の状態をたちどころに整えてくれるみたいな印象。なんか覚醒される感じ。カニのほぐした身と合うように細かい千六本にされた赤ダイコン(?)のポキンと折れるような食感が素晴らしい。

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 次いで蕪菁のクリーミースープ。

 写真の表面に、ところどころやや透明な部分があるのだが、それは5ミリ四方ぐらいに細かく刻まれている蕪菁。こんなに細かくされても、蕪菁であるというアイデンティティが失われていない。プツンと潰せば、しっかり蕪菁の味が広がる。しかも、青臭さい自己主張は飛ばされている。もう、夢中になっていただいてしまう。

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 最後はポークソテー。下に敷いたマッシュポテトをソースにからめて肉にトッピングするような感じでいただくと、よりソースが濃く感じられる。たっぷりのハーブが肉の格を上げている。

 「カフェ・トロワグロ」は毎月、魚と肉のメインを2種類用意したランチコースを出している。次はもちろん、魚をいくつもり。

 前菜+メイン+パン・コーヒーだと1575円。これにスープをつけると2100円。多くの日本のフレンチはハダシで逃げ出す旨さだと思う。

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