Jacques Lefranc を支持する
France Soir紙は大衆的な保守系の新聞だと思うけど、そこの編集長がエジプト系のオーナーから解雇されたそうだ。
ターバンを巻いたムハンマドの頭を爆弾の形に描いたデンマークの新聞がイスラム諸国から批難を浴びているのに対し、ソワール紙が「我々には神を戯画化する権利がある」の見出しを付け、「怒るなよ、ぼくらはみんなここ(新聞)で風刺されてるんだ」とイエス、仏陀、ソクラテスから諭されている漫画を掲載したことが問題だという。
ということで、こんなんで反発するイスラム諸国はアカンな、と。
仏の漫画週刊紙、過激「ムハンマド特集」 16万部即売
2006年02月08日23時43分
過激な風刺で知られるフランスの漫画週刊紙「シャーリー・エブド」は8日発売号を「ムハンマド特集」とし、イスラム教の預言者ムハンマドを扱ったきわどい漫画多数を掲載した。同紙の実売部数は5万部程度だが、特集は16万部が午前中にほぼ売り切れ、さらに16万部を増刷して9日朝に発売する。仏治安当局は、パリにある同紙本社への警備を強化した。
同紙は1面で「ムハンマドも原理主義者にお手上げ」として、顔を両手で覆った預言者に「バカに愛されるのもつらい」と言わせた。さらに、騒動の発端となったデンマーク紙の12点のほか、独自の作品も20点以上載せた。新聞を広げたムハンマドが「デンマーク人に笑わせてもらったのは初めてだよ」と歯をむき出しているものもある。
在仏イスラム教評議会(CFCM)は「人種や宗教への侮辱だ」として特集号の販売差し止めを求めていたが、裁判所は7日に却下した。
8日記者会見した同紙の編集幹部は「表現の自由は、一つ譲ればまた一つと後退していく。我々は何も恐れず、あらゆる宗教を取り上げ続ける」と強調した。5日の編集会議では、不要な挑発を招きかねない作品を外したという。
一方、8日発売の週刊紙「カナール・アンシェネ」は、掲載漫画のうち17作にムハンマド風の人物が「悪魔の漫画」の検閲印を押す趣向で、風刺への攻撃を皮肉った。
仏政府のコペ報道官によると、シラク仏大統領は8日の閣議で、風刺画問題について「激情を危うくかき立てるすべての挑発を非難する。表現の自由は、責任感と寛容の精神を伴うべきだ」と重ねて強調した。
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