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December 05, 2005

ポリーニ『ショパン:夜想曲全集』

polini_chopin

 ポリーニはなんでも好き。指揮者ではペームもそうだけど、それでクラシックを教わってしまったから、なんつうか、安心して聴いていられる。

 ポリーニとベームは、ベートーベンとモーツァルトのピアノ協奏曲を出しているけど、感傷に流れないというか、眼光紙背に徹したクールさを感じる。でも、心地よさは失われていない、みたいな。クラシックの専門家の方からすれば、もっといい演奏はあるんだろうけど、これで満足してしまっているので、個人的にはしょうがない。

 ということで、ポリーニが久々にショパンのアルバムを出した。夜想曲全集。

 特に8番。ポリーニの左手は、すっかりスリ切れてしまったような「心のうぶ毛」(中井久夫『最終講義』)を揺らしてくれるような心地良さ。土日は年末進行体制でほとんど原稿書きっぱなしだったけど、片っ端からポリーニとベーム、それになぜかジャック・ジョンソンをかけまくって、なんとかうっちゃった。

 そういえば、中井久夫さんの第五エッセイ『関与と観察』をまだ読んでいない。『物質をめぐる冒険』竹内薫、『オシムの言葉』木村元彦も途中のまま。

 ヒロミはFC東京を解任されるし、いろいろあった週末だったけど、なんとか乗り切った感じ。でも、まだ忙しさは当分続く。

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