『バッハ バイオリンのための無伴奏ソナタ&パルティータ』クレーメル
退屈に弾こうとすればいくらでも退屈に演奏することができるけど、情感を込めようとすると中途半端にしか聞えない。バッハのバイオリンのための無伴奏ソナタとパルティータはそんな作品群だと思う。
飄々としたイメージのクレーメルはとても好きなヴァイオリニストで、ブーレーズ音楽祭なんかでも私服で舞台に上がって弾いていた姿が実にフツーによかった。今でこそ落ち着いた雰囲気が漂っているが、若い頃は『マッドマックス2』のジャイロ・キャプテンみたいな感じ。飄々として弾く、みたいな。そのクレーメルの新作がこれ。
ジャイロ・キャプテンみたいな感じだったクレーメルが新作では堂々というか、自分を100%信じているというか、自分の精神性を信じているというか、かなり思い切った演奏なのに滑っていない。ソナタ1番で始まるDISC1も十分緊張感あふれているし、シャコンヌを終章に含むパルティータ2番で始まるDISC2は、僕なんかがほめてもしょうがいなけどブレない技巧を感じる。
11月の空気は乾いているけど、それほど寒くない休日に、部屋いっぱいに響かせるにはこのバイオリンのための無伴奏ソナタ&パルティータはいいんじゃないかな、と思う。あまりクラシックなんかを聴いていない方なんかも「あ、このフレーズどっかで聴いたことある」なんて思うんじゃないだろうか。
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Comments
クレーメルはやっと昨年サントリーホールで聴くことができました。
ラトヴィアとかあの辺の若い演奏家たちを育てているそうで、彼らと
一緒にやってきました。見守りながら演奏している感じでした。
ヨー・ヨー・マと一緒だったので、最後はピアソラを演ったりしてくれました。
あの、踊りながら弾く感じでした。
しあわせな時間でした。
Posted by: しまじろう | November 20, 2005 10:46 PM
しまじろうさん、どーも。クレーメルはやっぱ、軽さが素晴らしいですよね。
ヨーヨーマとのピアソラですか。うらやましい。
Posted by: pata | November 21, 2005 08:06 AM