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August 13, 2005

『大白神考』北東北の旅#4

oshiragam_kou

[8/9-10]

後は簡単に。8/10のことはすでに「『津軽』による津軽」で書いていますが、小川旅館の朝食がなかなか可愛かったので、それだけご紹介(なお、表題の『大白神考』と白神山地はまったく関係がありませんw)。

ogawa_breakfast

 さて、4泊5日のひとり旅ってのも、中日を過ぎるとヤヤだれる。途中でインターネットやケータイが仕えないところも多く、日常と隔絶されてしまったような感じもするし、津軽半島をまわった日で満足したこともあり、途中で切り上げて帰ってきてしまおうかとも思ったのだが、なんかグズグズしているうちに当日となり、いくらなんでも当日のキャンセルってのはヒドイでしょ、ということで、五能線のヒトとなって白神山地の入り口にある十二湖へ向かうことにする。

 ラ・プラス青森は本当に普通にいい感じのシティホテルだった。さくまさんのお勧めにしたがって、インターネットが高速でできるホテルを途中に入れて本当によかったと思う。ということで、朝飯を食って出発。

shirakami

 青森駅で五能線周遊パス3200円也を購入、これにリゾートしらかみの切符を購入すれば白神山地のヒトとなれる。しかし、青森からだと便利が悪い。選択肢が限られる。本当なら鰺ケ崎まわりで行きたかったのだが、それだと十二湖でゆっくりできない。よってかもしか2号で東能代まで行き、そこからリゾートしらかみ3号に乗って13:16に十二湖に着くというダイヤを選んだ。しかし、朝は9:57青森発の上に、途中、東能代で30分以上も待たなければならない。

 リゾートしらかみはJRが割と力を入れている列車で、日本海をバックにした列車のポスターが東京でもよく見られる。しかし、なにせ単線。夕方の時点でニホンサルが我モノ顔で線路を縦断しているという状態なので(本当に目撃したのです!)、便利は極めてわるい。翌朝、秋田から新幹線で盛岡経由で帰ろうとしたら、朝8時台の次は12時まで列車がなかったし。

 とにかく、東能代で「まいっか」と乗り込むと、いろいろアナウンスが聞こえてくる。観光バスってあるじゃないですか?リゾートしらかみはさしずめ観光列車。いちいち列車が止まるたびに、「駅員が丹精したスイカのサービスをご賞味ください」とか「女性駅長がお出迎えを行っております」とか「右手に世界遺産の白神山地が見えてまいりました」などのアナウンスが入る。日本海がキレイに見える場所では列車の運行速度を落として走り、車内もファンタジーライトに切り替わる。 まあ、悪くないと思うが、ファンタジーライトってのはやめてもらいたい。

 と悪態をつきつつ十二湖へ。駅前からバスは素早く出発する。荷物はバス停横の民宿が預かってくれる。

 ガッカリしたのは十二湖まですごく近いこと。15分ぐらいでついてしまう。そこから青池というブルーの湖面で有名な池までも歩いて15分ぐらい。近すぎ。

aoike

 青池は確かにブルーな水が透き通っていた。しかし、落ち葉とか多すぎ。時間もあるのでブナの原生林を抜けて同じくブルーの水の沸壺の池にも足を伸ばす。こっちの方がキレイ(『哲学の東北』の2枚目の写真)。さらにむやみに足を伸ばすかと思い立ち、リフレッシュ村まで2kmという標識を見つけたのでいってみると、単なるミネラルウォーターの瓶詰め工場があっただけ。

 しょうがないので、もう一度、沸壺の池に戻り、さらに十二湖庵へ。ここは沸壺の池から流れ落ちる水で抹茶をいただける場所だ。沸壺の池から流れ落ちる水は本当に冷たい。そして心地よい風を運んでくれる。

 庵(いおり)にガラにもなくたたずんでいると「お茶おいれしましょうか」と聞いてくれるので、お願いします、と答えると落雁とお抹茶をいただけた。感謝の気持ちを込めて、心付けを用意されている箱に入れる。

ochiguchi

 まだ時間があったので、落ち口の池の前で本を読み、鷹山カモカルパスというおつまみでビール2本をいただき、すっかりいい気分。

 十二湖からは不老不死温泉までバスが出ているのが、はたして5:10ちょうどにバスは出発。30分ぐらで温泉宿に到着。ここは海岸のすぐ近くにある露天風呂で夕日を眺めながら温泉にひたれるのがウリ。さっそく、疲れを落としに温泉へ。鉄分の浮いた赤い温泉だが、肌がツルッツルになる。

furoufushi_onsen

 もちろんFOMA、H"も使えない。夕食は宿で出してもらった舟盛りなどでビール、日本酒をいただくと、もうやることがないので寝る。朝4時に起きて、朝焼けの露天風呂につかった。

 そして8時の列車に乗って、秋田へ。盛岡ではジャジャ麺と冷麺を喰って、旅の終わりとする。

henashi

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