吉兆、鮨源、イベリコ豚
先日、とあるホテルで開かれたパーティの出店がなかなかよかった。なにせ吉兆と鮨源。仕事柄、この手のパーティにはよく出るのだが、吉兆の出店というのは、なかなかお目にかかれない。
吉兆が出していたのは冷たい煮麺。具はシメジ、水菜、温泉卵。水菜はシャシャキ感が最後にやや残るような感じで、そうめんに合うように柔らかくしてある。シメジの具合もいいし、温泉卵も丁寧なつくり。さすがだと思う。おつゆも上品。こうしたパーティでは、よくのびきった日本蕎麦なんかの出店はあるが、夏場には、この冷たい煮麺というかそうめんが流行るのではないか。
パーティでは一番売れるのがお寿司のコーナーだが、さすがに鮨源の出店はごく普通に旨かった。「なにを握りましょう」と聞いてくれるのもさすが。
まったく関係ないけど、最近、旨いな、と思っているのがイベリコ豚。イベリコ豚はドングリを食べて育った豚。スペイン原産の黒豚で正式にはイベリア種というらしい。
ドングリを大量に与えて育て上げたベジョータが最上級。以下、レセボ、ピエンソといのがランクらしい。このステーキはご覧の通りに赤身が濃厚。というかそんじょそこらの牛肉なんか裸足で逃げ出すほどの旨さ。最近、流行のピノ・ノワールのワインと合うんですなぁ。
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