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August 21, 2005

「白龍」のじゃじゃ麺

pairon

白龍本店 岩手県盛岡市内丸5-15 019-624-2247

 盛岡三大麺の一つ、じゃじゃ麺の有名老舗。場所は桜山神社参道内。桜山神社の社殿は盛岡城の三の丸跡にある。今年の夏休みは津軽藩の領地ばかりをめぐってきたので、最後は南部藩に敬意を表して、南部藩の総鎮守である桜山神社の参道内にある盛岡三大麺の有名な老舗でじゃじゃ麺を味わうことにしよう。などとつまらぬことを考えているうちにタクシーは鳥居をくぐって参道内で停車。そこに白龍(パイロン)はある。盛岡駅からタクシーで900円ぐらいか。

 とにかくまずメニューを観て感動。小350円、中450円、大550円という安さ。いくら盛岡三大麺と名付けられても、盛岡冷麺は700~800円とれるから市内にどんどん店もできるが、じゃじゃ麺の追随店はバンバンあらわれにくい。もうひとつの椀子蕎麦もダイエットの時代にはつらいだろう(超高級の椀子蕎麦店とか誰かつくらないのかな)。

 店内には山西省友好協会の額が掲げられている。そう、盛岡じゃじゃ麺は初代店主が中国から持ち帰った炒醤麺(ジャージャーメン)を原型としてる。ジャージャーメンとじゃじゃ麺の最大の違いとはなにか。それはじゃじゃ麺の麺がうどんであるということ。

 年期の入った皿にはゆでたての温かいうどんにきゅうり、ねぎのみじん切りと味噌、生姜がのる。店内は暑いがお皿はさわやかなイメージ。真っ赤な紅ショウガが彩りを与えている。

 隣に座った若い、ややヨタッた感じの男が、いかにも「白龍のプロ」という感じだったのでマネしてみる。この人がまずやったのは、カッタルそうに、ニンニク味噌をカウンターから取って、右手のスナップ一閃で麺の斜面にたたきつけたこと。そして、味噌の頂上からラー油をタラーリタラーリとやや多めに投入。最後にお酢をまわしかけると、いきおいよくハシでかきまぜる、というスタイルだった。あとは、麺を多めにつかむと、ズズズズッと一気に"喰い込んで"いく。

 うーん、旨そう。

 やや、お酢を少なめにしたものの、同じ方法論で試してみると、本当に素朴な味わいながら、まさに東北のソウルフード。最後にあらかた食べ終わったら、カウンターに出ている卵を割って、自分でかきまぜ、「チータンタン」と頼むと、スープを注いでくれて、卵スープの出来上がり。これが旨かった!たった50円也!

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