GR-D雑感「ロードマップは屍」
GRシリーズのデジカメがいよいよ発売されることが本決まりとなって、師匠と仰ぐカメラマンの方と話し合った。そこで得た結論…。それは「メーカーのロードマップはユーザーにとっての屍」「しかし、自ら屍となった自分を乗り越えていくのが信者」というもの。
まず、俄然一致したのが、「この手のカメラ(ライカを含めて)をデジタルで復刻させるときは、35ミリフルサイズCCDが前提だと思う」ということ。じゃなかったら、焦点距離が違ってくるから。GRレンズとまったく同じ設計だとしたら、800万画素程度のCCDでは、1.3倍の36.4mmという35mmよりも広い画角になってしまう。
だから30万円もする某RD1が、いくらライカのMマウント互換とかいっても、1.5倍も焦点距離が伸びてしまうのはとても許せない。ズミクロン35mmがそのまま使えなかった意味ないじゃないっすか!
しかし、フルサイズCCDは価格的にムリだから(CANONの5Dみたいに30万円を超える価格になりそう)「まあ当然リコーもGR-D2とかD3で決定版みたいな形のロードマップを考えていると思う」と。だからメーカー的には「今回のGR-Dで新旧のユーザーをどれだけ取り込めるかって感じかな」
というご託宣。
そこでわたしは悟りました。メーカーのロードマップはユーザーの屍を前提にしている、と。そして、オイラは喜んで屍になってやろうじゃないの、と…。自分の屍を自分で乗り越えていく。それが信仰ではないか、と…。
なんも義理はないけど、時々思い出すGR21の写りの思い出にとにかく一台は買ってやろう、と思った。
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