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June 04, 2005

次の2戦が大変だ

 今日は偉大な勝利を友人たちと自宅で味わい、ピンクシャンパンで真夜中に「ジーコジャパンと小笠原に」乾杯をさせてもらった。バーレーン戦勝利で「もうドイツ行きは確実」と思っているような人はいないと思うが、念のためにご存じのことでも書いておく。

 それはアメリカワールドカップをかけたヨーロッパの最終予選での出来事。残り2試合を残し、勝ち点1を獲れば、フランスは本大会に出場できるはずだった。しかも2戦ともホーム。相手はイスラエルと、当時はまだアウトサイダーと思われていたブルガリア。イスラエルにまさかの敗戦を喫した後、“キング”カントナがファインゴールでブルガリア相手に先制し、そのまま1-0で終盤に。しかし、残り数分でコスタディノフに同点にされると、ロスタイムにジノラがキープすればいいものを何を血迷ったか無人のブルガリアゴール前にクロスをあげ、それを拾ったコスタディノフが右サイドを駆け上がり、右足から魚雷を発射。余りにも速く美しい弾道はフランスゴールの天井に突き刺さった。

 なんか、シュチュエーションが微妙に今回と似ているのが感じワルイ。

 北朝鮮は昨日のイラン戦を見ても根性はあるし、終盤になっても動きは落ちない。キーパーも日本のホームでやった時のキャッチできないGKではなく、小柄だがボールを獲れる選手だった。バーレーンは次、イランのホームでの試合。これを勝てない限り、予選3位でのプレーオフ出場の望みは北朝鮮にも残っているわけだし、日本相手なら、普段の倍の力を出してくるのは半島人の習性だ。決してあなどれる相手ではない。

 まだ、日本は予選を勝ち抜いて本大会に出たのはたった1回だということを忘れてはならない。

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Comments

ま、油断はいかんけど、まぁ、バーレーンは後
引き分けも許されないのであるから、北朝鮮
が最後までがんばるとするならば、危ないのは
日本ではなく限りなくバーレーンではないかい?
すなわち、日本は非常に有利な位置にいるのは
変わらないよね。

Posted by: ken | June 04, 2005 at 11:47 PM

その後ジノラはA級戦犯扱いで批判され続け
フランス国内にはいられず
イングランド(スパーズ)に移籍しました。

それに対してイラクに勝てなかった日本は
キープの時間帯に意味のないセンタリングを上げて相手にボールを渡した武田も
その後せっかくマイボールになったのに軽いパスでイラクの反撃のきっかけを作ってしまったラモスも
批判されることもなく「感動をありがとう」……

サッカー文化の差はまだまだ広い。

P.S.
昨夜はお世話になりました。
北朝鮮戦もダイナスティ杯ユニで勝利を…

Posted by: ZICO | June 05, 2005 at 12:17 AM

まあ、イランとしては、次のバーレーン戦ホームで引き分ければ決めるだろうし、前回、前々回に続き3大会連続のプレーオフはぜひとも避けたいところだろうから(しかも、いつも決まって終盤に自らもつれさせてしまう)、気迫の守備を見せてくれると信じたい。

後藤さんの「イランはホームで声援をバックにメチャ攻めしてくる」という文章を読んで、最初のイラン戦ホームも攻めてくるかと思ったら、じっくり構えてきたのに驚いたが、やっぱりイランも反省しているんだろう。最終戦の日本ホームで本選行きを賭けての引き分け以上の試合を戦うということは望んでいないだろうから(日本の協会は『1-1の引き分けで共に本戦に進もう』というような取引には応じないだろうし)、バーレーン戦では全力で引き分け以上の結果を求めるだろう。

そうなれば、まあ、問題はないわけだが…。

なんか肩の力が抜けて何点も入るような試合になるか、終盤までもつれるような展開になりそうで不安なのは、古くからの代表戦を見続けてきた者の宿命でしょうか…。

Posted by: pata | June 05, 2005 at 02:38 PM

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