« 『阿部謹也自伝』 | Main | 代表戦に関する思いつき »

May 30, 2005

ぼくたちは隆行と稲本に救われた

 この記事によるとUAEに0-1で敗れた試合後の記者会見で、ジーコ監督は鈴木隆行が笑われたことに対して激怒したという。

 試合後のジーコ監督は激怒した。FW鈴木隆行について、「鈴木君に元気がないようだが、どう見ているのか? いつもあんなものだといわれればそれまでだが」と質問が飛び、会場内が失笑に包まれたときのことだ。ジーコ監督は声を高ぶらせ、「どうして鈴木のことを笑うのだ。彼に何度、日本が救われたことがあると思っている。今こそ彼を応援するときだ。明日は彼のおかげで勝てる。そう信じてほしい」とまくしたてた。

 こんなところで笑うような記者は最低だね。鈴木隆行のベルギー戦でのゴールがなかったら、2002年は決勝トーナメントに行けなかったかもしれない。そんなことも忘れたのか?そして、当時、アーセナルで出場機会を失っていた稲本に対してもネット上などで誹謗中傷が飛んでいた。ぼくはリアルタイムで見ていたのだが、ロシア戦の後2chのサッカー板で「今まで稲本のことをバカにしていたヤツは謝れ!」とか書いたヤツがいて、実際、多くの謝罪の言葉が書かれていた。隆行だって同じ事はあったろう。

 日本人の危機意識だけは世界遺産みたいなもので、そのまま残しておいても世界の中で役に立つみたいなことを司馬遼太郎さんがどっかで書いていて、確かにワールドカップ予選の大切な試合を前にイラ立つのはわかるけが、代表選手をせせら笑うようなことはやめてほしい。岡ちゃんが代表監督時代に「街を歩いていたら、ガングロの女の子が寄ってきて『カズ外せよ』と云われたが、思わず『お前に何がわかる』と言い返しそうになった」と語っていたことがあった。

 いま、隆行のことをバカにするようなのは、岡ちゃんに文句つけたガングロの女の子と同じだね。

[追記]

ジーコの怒りはもっともだ。笑ったバカ記者は反省した方がいい。

|

« 『阿部謹也自伝』 | Main | 代表戦に関する思いつき »

スポーツ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23829/4339062

Listed below are links to weblogs that reference ぼくたちは隆行と稲本に救われた:

« 『阿部謹也自伝』 | Main | 代表戦に関する思いつき »