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April 11, 2005

東京B級グルメ#108「赤坂砂場」

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「赤坂砂場」東京都港区赤坂6-3-5 3583-7670

室町砂場の支店。これまで本店を紹介した場合はあまり支店は紹介してこなかったのだが、先日、赤坂の住人とお昼をともにした時、「知らなかった」ということだったので、これからはこうした優良店はどんどん紹介させていただこうと思った。

 まずは置屋の外観をそのまま改造して使っている木造一軒家の風情を楽しみたい。こうした店を守っている店主に、東京都などは固定資産税の軽減措置などの援助を行うべきだろう。つか、やっぱ場所って大事。ここに座っているだけで、気分もゆったりとしてくる。あまりにもゆったりしすぎてビールや日本酒もすすんでしまうわけだが…。

 室町砂場はかき揚げの種を暖かい汁に入れた「天もり」「天ざる」を考案した店として有名。かき揚げは小柱とえびが入っている。

 写真は、別製の更級っぽいもりを一枚たいらげたあと、普通のもりが運ばれてきた図。だからちょっと種がこわれかけている。そばは普通の方が風味はあるが、1枚では足りないのでどうせなら2枚いこう。

 玉子焼きも室町と同じく素晴らしい。甘く仕上げた味に、醤油をしみこませたダイコンおろしが絶妙にあう。味のバランスもそうだけど、醤油をしみこませたダイコンも、ハシでつまんでのせようが何をしようが、ベチャッとしないし。手を汚さない。

 吉田健一さんが「江戸前の料理の本質は親切」であるとして例としてあげたのが、室町砂場の玉子焼きだったと思う。食べやすいちょっとした工夫が素晴らしい。

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