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March 30, 2005

ワールドカップ予選雑感

今日はバーレーン戦。全6試合で競う06年ワールドカップアジア地区最終予選の3試合目だ。ありがたいことに、メールを何通かいただき「日本ヤバそうだけど、どーよ?」「インターネットやスポーツ新聞でも采配ミスとか書いてたけど、どうなのよ?」「なんか書けよ」と聞かれた。もとより、自分にそうした質問に答える資格などないことはわかっているけど、信頼できるライターの人たちと話したり、インターネット上での議論を読ませてもらったこともあるし、自分なりの考えを書いておこうと思った。

イラン戦の敗北は、この4ヵ国の中では日本に次ぐ実力を持つイランとのアウェイでの敗北であり、いったん追いついての最小得失点差ということもあり、まったく問題はない。南アメリカの予選でもブラジルだってボリビアに負けたりベネゼエラに勝てないこともあるわけだし、それがホーム&アウェイ。

敗因は4バックではない。相手が想定していた3トップではなく2トップ気味に来たことで、「ジーコの采配はその程度」とかいう論調もあるが、4-4-2同士の戦いというのは、最も基本的な戦いだ。4バックうんぬんを論じる人たちには、実際にサッカーをやった経験がどの程度あるのか聞いてみたい気がする。

もし、ひとつだけ敗因を探せと言われれば、高原の不調だろう。ボールがまったく収まらず、玉田が生きなかった。

また、イランがムチャ攻めに来ないのも意外だった。しかし、これはアジアチャンピオンであり、実力No.1の日本に対する敬意ではないか。イランが日本相手にホームでイーブンペースで慎重に戦ってくれるなど、10年前は考えられなかったことだ。実は、3連勝でドイツ行きをサクッと決めてくれるんじゃないかと思ったこともあったのだが、前半の時点で「良くて引き分けかな」と思い直した。

1-1になった時点でなぜ守らないんだ、というバカな意見も散見されるが、そんなことができるのは、世界でもイタリアぐらだし、イタリアだってサッカー小国相手に失敗することさえある。これまで何試合サッカーの試合をちゃんと見てきたのか、と逆に聞き返したくなる。

今日のバーレーン戦は最悪が敗北、引き分けでもチャンスは全然残るし、勝てばまったく問題はない。

むしろ、イランのDF陣と守備的MF陣を見ると北朝鮮に敗れる可能性もある。北朝鮮は実にいい試合をやっている。ゴールポストに嫌われているだけで、大量得点で勝つ可能性もないわけではない。

ということで、まだまだ楽しみは続く、ということで。

昨日はフットボールラバーズでの「イラン戦帰国報告会」だった。いろいろ面白かったが、6月のアウェイのバーレーン戦が最大のヤマ場になるんじゃないのかと語られていたのが印象的だった。

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