バーレーン戦のMoMは加地
ヒデが不調。高原も不調。
中村のFKも研究されていて、何本も蹴るが高さを揃えたDF相手ではファーポストまでヤマを越せない。ファーに蹴られたらバーレーンDFは余裕でクリアーする。まあ、そうした何本かのエサをやっておいて、ニアポスト目がけた速いボールで勝負するが誰が考えてもセットプレーの作戦だと思うが、このニアへの勝負ボールに関しては、血相を変えてはね返してくる。
ダイレクトボレーを打てるような旨い選手目がけて低くて早いボールを蹴ってみるとか、FKにもう少し変化があってもよかつたと思う。昨年のアジアカップは中村のFKで勝ったようなものだったが、それに対する対策は進んでいると感じた。しかし、ジーコ監督が会見で語っているように、こうした日本のFK全てを「クリアできる試合もなかなかないと思う。われわれもさらに工夫を重ねながら、繰り返していくことで点は取れると思う」。
中村は終了間際のサイドライン付近で、ヒールで相手を抜こうとしてボールを奪われ、それでピンチを招いた。俊輔の軽すぎるプレーに怒ったヒデが中村の胸を小突いたが、ヒデでよかったのはそのシーンだけ。ミドルシュートを打っても芯に当たらないのが寂しかった。
Man of the Matchは加地。90分間、無限の運動量で一対一の勝負を仕掛け続けた。何本かの素晴らしいクロスもあがった。そして、加地サイドからの攻撃を封じた。敵陣奥深くに進入し、そこからさらに奥のスペースへの突破を試みるなど献身的なプレーを続けた。
今の代表では加地に問題がある、みたいなことを平気で書く人にお目にかかることがあるが、そんな人間に加地は一言いってやりたいと思う。"Eat it!"と。この試合は、そう言えるだけのものがあった。
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Comments
加地、良かったですね。
トイメンがしょぼいこともあって、1on1で
縦へ何度も抜いたのは胸がすきました。
あとは彼のクロスからゴールがあれば・・・
Posted by: 蟹サポ | March 31, 2005 11:34 PM
クロスはかなりよかったんですけどねぇ
Posted by: pata | April 04, 2005 08:14 PM